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伝説的ライブハウスで、月イチ開催のナイトフリマ {SO36}

Posted by osanpoberlin on 21.2017 Märkte 蚤の市・朝市・その他の市   0 comments   0 trackback
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スマホ写真で画像が粗くてごめんなさい。ナイトフリーマーケット会場はこんな感じ


 ベルリンって、エリアによって雰囲気がまったく違うんです。エレガントだったり、小汚かったり、ヒップだったり……どのエリアに行くかによって、受ける印象が全然違い、それが大きな魅力だと思います。

 クロイツベルク地区は最近でこそヒップなお店ができたりもしていますが、70年代頃から現在に至るまで、ヒッピー、パンク、オルタナティブ、エコ、トルコといったキーワードで表現されるエリアです。

 今回ご紹介するのは、そんな典型的なクロイツベルクの空気を濃厚に感じられる、1978年開業のライブハウス「SO36」(エス・オー・ゼクス・ウント・ドライスィヒ)。
 でもライブ情報ではなく、この場所で毎月1回、水曜夜に開かれるナイトフリーマーケットのお知らせです。

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オラーニエン通りに面しています

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長めの通路を抜けると、そこが会場


 このSO36という店名、じつは昔の郵便番号による区分から来ています。クロイツベルク地区の中で、地下鉄U1線のKottbusser Tor(コットブッサー・トアー)駅、Görlitzer Bahnhof(ゲーリッツァー・バーンホフ)駅、Schlesisches Tor(シュレージッシェス・トアー)駅(この区域のU1線は高架線で地上を走っています)周辺のエリアは、以前SO36という郵便番号が振り当てられていました。該当エリアの地図はWikipediaに載っています。→https://de.wikipedia.org/wiki/Berlin_SO_36#/media/File:KarteSO36.png

 もし拙著『歩いてまわる小さなベルリン』をお持ちの方はちょっとご覧いただきたいのですが、クロイツベルク1の地図(p.60-61)のエリアAに当たる部分が、まぁだいたいSO36エリアです。
 SOというのはSüdosten(南東)の略で、ベルリン市内で南東に位置しているので、そう名付けられました。

 現在のクロイツベルク地区の中でも、オルタナティブな空気が特に色濃く感じられるのが、このSO36エリア。ライブハウス「SO36」は、エリアを代表する店の一つだと私は思っています。

 でも「場の雰囲気を味わいたいけど、バンドのライブは興味ない」という人、きっといますよね? そこでおすすめなのが、ライブハウス「SO36」で開かれるナイトフリーマーケット。
 いかにも地元住民っぽい出店者が多く、商品も古着やら景品のジュースグラスやら「これ、本当に家での不用品をそのまま持ってきましたね?」と思うものが並んでいます。

 ライブハウスですから、フリマの日でもDJによる音楽もあるし、バーカウンターでお酒も飲めます。買いたいものはあんまりないかもしれませんが、カウンターでビール片手にいかにもSO36エリアっぽい人と物を見るのが、ここの楽しみ方だと思うんですよ。入場は無料です。

 ちなみにフリマ会場の一角には、失業保険受給者の無料相談コーナーもあります。
 さらに別の日には、地域や政治プロジェクトに売上が寄付されるビンゴ大会があったり、ゲイ&レズビアン・オリエンタルパーティーがあったりで、そりゃもうSO36エリアの香り全開です。

 SO36のイベントスケジュールは、お店のサイトからチェックできます。→http://so36.de/all-dates
 
 ナイトフリーマーケットは月に1回、水曜日の20時から開催です。上記サイトでNachtflohmarkt(ナハトフローマルクト)と書かれている日です。2月は15日の20時から。興味がある方は覗いてみてください。ただしこの辺りはちょっとガラが悪いので、スリに遭わないように持ち物には注意してくださいね。
 (text and photo_Yuki Kubota)


SO36 エス・オー・ゼクス・ウント・ドライスィヒ
住所 Oranienstr. 190, 10999 Berlin(クロイツベルク地区)
URL http://so36.de/
ナイトフリーマーケットの入場料は無料。それ以外はイベントにより異なります。


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「おさんぽベルリン」の久保田由希が書いた『歩いてまわる小さなベルリン』

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あの {ボロス・コレクション} に予約不要で入場できる数日間!

Posted by osanpoberlin on 10.2017 Museen/Galerien ミュージアム・ギャラリー   0 comments   0 trackback
 みなさま、あけましておめでとうございます! 2017年も「おさんぽベルリン」をどうかよろしくお願いします! 
 おさんぽ隊員久保田&マツナガはこのブログ以外にもいろいろ書いています。「おさんぽベルリンFacebookページ」にすべてまとめていますので、そちらも併せてご覧くださいね!
 

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元防空壕のボロス・コレクション。雪の日だったので一層陰鬱な印象に。それもまたベルリンっぽい


 さてさて、今回はベルリンファン、またはコンテンポラリーアートファンならつとに有名なボロス・コレクションが、今年1月だけ予約なしで見学できるニュースです。

 クリスティアン・ボロス氏のコレクションした作品を鑑賞できるボロス・コレクション。オラファー・エリアソン、アイ・ウェイウェイ、ヴォルフガング・ティルマンスなど、「おぉっ」というアーティストたちの作品が充実しています。

 たてもの好きの私には、さらに重要なポイントがあります。それはこの建築が1942年という、第二次世界大戦のまっただなかに建てられた元防空壕だったということ。この建物の前に立てば感じますが、いかにもコンクリートの塊。これなら爆撃にも耐えたであろうと思います。

 私はこのボロス・コレクションがずーーーーっと気になっていたのですが、ここへの入場はインターネットからの完全予約制。予約は1〜2ヵ月先まで常に満杯という盛況ぶりで、そんな先の予定が立てられない私はこれまで行く機会を逃していたのです。

 しかし朗報が!
 この人気のボロス・コレクションに予約なしで入れる日が、今だけ特別にあるんです!

 それは

2017年1月14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)

の4日間(7・8日もそうでしたが、もう過ぎてしまいました)。

 上記4日間だけは10〜18時までの間、予約なしで入館できます。直接行って、受付で入館料12ユーロを払えば入場できます。
 「これは見逃せない」と、私も8日に行ってきました。

 ここのコレクションは充実していて、展示スペースは全体で3000㎡にものぼるんだとか。普段はガイドツアーで回りますが、予約なしの日は各自自由に見て回ります。ところどころにスタッフがいて、ドイツ語・英語で作品解説をしていました。

 入り口でコートと手荷物を預けなくてはいけませんが(無料)、カメラは持ち込みOKでした。みんなあちこちでパチパチと写真を撮っていましたよ。私は珍しくカメラを持参していなかったので(肩こりがひどい)、スマホの写真ですみませんが載せますね。

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Alicja Kwadeの作品。鏡をはさんで向かい合う2つのランプ。互いに相手を見ることはない

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Michael Sailstroferの作品。パチンパチンと機械から飛び出し続けるポップコーン


 作品は見ごたえがあって、すべてを見終わる頃にはヘトヘトに。私はヴォルフガング・ティルマンスの写真がすごく心にひっかかるのですが、ここに展示されていた作品も印象的でした。

 そして元防空壕ならではのゴツい壁ったら! もうー、大興奮ですよ。作品鑑賞と同じぐらい興奮しましたね〜。壁の凸凹さといい、剥げた塗料といい、押しても動かなさそうな鉄の扉といい、いやー最高です。

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色といい、質感といい、グッと来ますねえ

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階段の踊場に書かれた「2階、禁煙」の文字


 ボロス・コレクションは、2月から4月まで展示作品入れ替えのため休館になります。ですから1月は上記4日間がチャンスです。

 5月以降の見学は、再び完全予約制になります。来館希望の方は、以下のHPで3月から予約開始だそうです。

 コンテンポラリーアートが好き、ゴツいたてもの好き、あなたがこのどちらかなら(後者は少ないか……)ぜひぜひ行ってみてほしいです。

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このゴツい扉を引いて、館内へ入ってください

*ボロス・コレクションについては、おさんぽ隊員マツナガさんの「地球の歩き方 特派員ブログ」の記事もご覧ください。→元防空壕の現代アートギャラリー<ボロス・コレクション>
 (text and photo_Yuki Kubota)


Sammlung Boros ザンムルング・ボロス(ボロス・コレクション)
住所 Reinhardtstr. 20, 10117 Berlin(ミッテ地区)
URL https://www.sammlung-boros.de/boros-collection.html?L=1
入場は完全予約制、予約は上記インターネットサイトから

メリー・クリスマス

Posted by osanpoberlin on 24.2016 未分類   0 comments   0 trackback

日本人パティシエの、おいしく美しいフランス菓子をいただけるカフェ!{Café Komine}

Posted by osanpoberlin on 17.2016 Cafés カフェ   0 comments   0 trackback
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ケーキは毎日7〜8種類

 おいしいフランス菓子を食べたい人! 
 美しいケーキを手土産にしたい人!

 そんなみなさんに、ぜひともご紹介したいカフェCafé Komine (カフェ・コミネ)が、西ベルリンにできました!

 オーナーは、ル・コルドン・ブルー東京校でフランス菓子を学んだ小峯晋(こみね・しん)さん。ケーキ作りも接客も行っています。

 小峯さんの作るケーキは、まず見た目の美しさにうっとりします。ツヤツヤに輝くムースに、レースのようなクリーム。食べてしまうのが惜しいほどです。

 そして、本当においしい。
 控えめな甘さとフルーツの酸味の絶妙なハーモニー。サクッとした生地と、舌の上で柔らかくとろけるクリームというように、一つのケーキでいくつもの味と食感を楽しめるんです。

 モンブランのような、日本では大人気でも、ベルリンではまずお目にかかれないケーキがあるのも嬉しいです!

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手前はBlanc et rouge (ヴァニラとホワイトチョコムースとベリーのコンポート)、奥はChoux Matcha(抹茶シュークリーム)

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テーブルごとに荷物を置けるラックがあるのも、細やかな気配り。日本のよう!


 上品な雰囲気の店内でケーキとお茶をいただくのもいいですし、お土産にテイクアウトすることも可能です。
 テイクアウトには、ちゃんと箱に入れてくれますよ。
 この感覚は、日本人には嬉しくないですか? ベルリンだと紙皿の上にケーキを横に寝かせて、その上から紙で包んでしまいますもんね。それだとせっかくのデコレーションが崩れてしまって残念。ドイツ人は気にする人が少ないようですが、私はきれいなケーキをそのままの状態でテイクアウトしたいなあと思っているんです。だから箱入りは嬉しいです。

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ロゴマーク入りの箱に入れてお持ち帰り

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店頭の赤い日よけが目印


 小峯さんはじつはチェロ奏者で、ベルリンで活躍していました。それがなぜパティシエとなり、カフェオープンに至ったのかは、私が連載しているYOUNG GERMANY「ドイツで羽ばたく日本人」で近日中に公開します。公開時には告知しますので、気になる方はそちらもお楽しみに。

*2016年12月21日追記*
YOUNG GERMANY「ドイツで羽ばたく日本人」で小峯さんのインタビューが公開されました! 以下をクリックしてください。
チェロ奏者からパティシエに転身、カフェ開業へ 小峯晋さん


 おいしいものを食べたときって、「しあわせ〜」って思いますよね。Café Komineで幸せなひとときをお過ごしください。
 (text and photo_Yuki Kubota)

Café Komine カフェ・コミネ
住所 Welserstr. 13-15, 10777 Berlin(シェーネベルク地区)
URL http://www.cafekomine.de/
https://www.facebook.com/cafekomine/
営業時間 水〜土 12:30 - 19:00 日12:30-18:00
定休日 月・火


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スペシャルティーコーヒーの人気店「THE BARN」が新店舗をクーダムにオープン!

Posted by osanpoberlin on 07.2016 Cafés カフェ   0 comments   0 trackback
 「ついに、旧西ベルリン側にもサードウェーブコーヒーの波が来たか......!」と感じました。

 今やヨーロッパの中でも、「カフェといえばベルリン」と言っても過言ではないほど、ありとあらゆるタイプのカフェが乱立するベルリン。でも、美味しいエスプレッソやカフェラテが気軽に飲めるようになったのは、まだここ10年ほどのこと。

 その中で、「THE BARN ザ・バーン」が第一号店を開いたのが2010年。サードウェーブコーヒーの店として、ベルリンで最も有名なカフェのひとつになりました。以降、コーヒーブームに乗って、豆や淹れ方、味にこだわるコーヒー専門カフェが一気に増えました。

 が、そのほとんどは旧東ベルリンエリアのミッテやプレンツラウアーベルク、フリードリヒスハイン地区に集中していて、旧西側にはなかなかその恩恵が及ばなかったのです。

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一杯ずつ丁寧に淹れられたコーヒー。味の特徴や、美味しくいただくための飲み方も説明してくれます。

 ベルリンで City-West と呼ばれるクーダムを中心とした旧西ベルリンの繁華街エリアは、ベルリンの壁の崩壊後にいったんトレンドを東側に持って行かれて、2000年代はちょっとさびれた感じになっていたのです。

 それに、すでにこちら側は不動産が埋まっていて、新規で個人店が開業できるような場所はなかったというのも、小さなカフェが旧西側に増えなかった理由のひとつだと思います。

 でもここ5-6年でクーダム周辺もどんどん生まれ変わり、新しいホテルやショップが続々とオープンしてますし、古い建物が取り壊されて大規模な工事が続く、再開発真っ只中エリアになっています。

 通り沿いには、10-20代の若い層をターゲットにしたファストファッションのブランドがずらりと並び、毎日多くのショッピング客で賑わうようになりました。

 とはいえ、この通りが賑わっているのは、壁の崩壊前の1980年代まで、クーダムでは当たり前の光景だったはず。

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ナチュラルな木製の家具で統一された、こぢんまりとした店内。

 今回、THE BARN の3店舗目となる「THE BARN CAFÉ KRANZLER」ができたのも、もともとは1938年にオープンした「Café Kranzler」という旧西ベルリンを代表するカフェだった場所。年配のベルリーナーにとっては、今でも「古き良き思い出のカフェ」があった所です。

 そのため、THE BARN のオープンにあたっては地元新聞にも大きな記事が載り、「昔のほうが良かった。」という年配客の声と、「ここのコーヒーは最高!」という若い世代の声が比較されていましたよ。

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過去にこの場所にあったカフェを知る年配客には、残念ながら不評なようです。

 あ、全然お店やコーヒーの味に触れてませんね(笑)。 同じコーヒーを飲むなら、広々とした2号店「THE BARN ROASTERY」や、こぢんまりとしながらも雰囲気のよい1号店「THE BARN COFFEESHOP」のほうがいいとは思います。いずれにしても、ストイックに「コーヒー好きによる、コーヒー好きのための店」で、ペットやベビーカーはお断り。

 でも、この3号店は、何度も言いますがこういう店が City-West にできた、というところに意味があると私は感じたのですよ。そんな話題のスポットでコーヒーを飲んでみたい方は、ぜひクーダムへ! Zoo(動物園)駅からも徒歩すぐです。
 
THE BARN CAFÉ KRANZLER ザ・バーン カフェ クランツラー
Kurfürstendamm 18, 10719 Berlin (U-Kurfürstendamm 駅すぐ)
営業時間:毎日 10:00 - 20:00
http://barn.bigcartel.com/

(text and photo_Akiko Matsunaga)


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