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アンティーク路面電車でベルリンを走ろう!

Posted by osanpoberlin on 17.2019 Feste イベント・お祭り   0 comments   0 trackback
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さまざまな年代の路面電車に乗って、まだ知らないベルリンへ

 いつものAlexanderplatz(アレクサンダープラッツ)駅の路面電車(トラム)乗り場が、その日だけ過去に逆戻りしていました。
 そうなんです、その日はアンティーク路面電車が特別走行をする日だったんです! 月1回開催されるこのアンティーク路面電車走行イベント、次回は2019年10月20日(日)の開催です。わたくしライター久保田由希は先月(9月)に初めてこのイベントに参加してきたので、その模様をご紹介します!

■ざっくりと、どんなイベント?

 このイベントの名称は ”Themenfahrt Straßenbahn Berlin”(テーメンファールト・シュトラーセンバーン・ベルリン)。 直訳すると、「ベルリン、テーマを掲げた路面電車走行」って感じです。

 主催はDenkmalpflege-Verein Nahverkehr Berlin e.V.。これも直訳だと「社団法人文化財保護団体・ベルリン近距離交通」という感じでしょうか(勝手に訳すといけないので、固有名詞はオリジナルのドイツ語で挙げています)。

 内容は、1900年代初頭や70〜80年代製の路面電車に乗って、ベルリン市内を約2時間半走るというもの。走行中に各車両に乗った車掌さん(これまたレトロな制服の出で立ち)のガイド付き(ドイツ語)です。
 事前予約は不要で、開催日時に出発地点の停留所に行って車内(自由席)で出発を待つだけ。料金は出発後に車掌さんが回収に来ます。お値段は大人6ユーロ、子ども(6〜14歳)3ユーロ。とっても良心的じゃないですか? 

 路面電車が走るコースは、毎回異なるようです。
 私が参加したのは、2019年9月の回。アレクサンダープラッツ駅から出発して、Friedrichshain(フリードリヒスハイン)地区経由でHohenschönhausen(ホーエンシェーンハウゼン)まで行き、そこから折り返して出発地点まで戻りました。所要時間は約2時間半。途中で休憩が2回あり(うち1回はトイレ休憩、あとの1回はお土産販売もあり)。車内では飲み物の販売もあります。旅行者にも在住者にも楽しめると思います。
 出発地点の地図など詳細は、この記事の最後にある情報欄をご覧ください。

■2019年9月のイベントはこんな感じでした

 開始時刻の11時より20分ぐらい前に行ってみると、いつものトラムの停留所に華やかでレトロな路面電車が停まっています。この光景、私はこれまで何回か目にしたことがありました。調べてみたら、こういうイベントがあることを知って、私も体験しに来たのです。

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みんな興味深げに見ています

 車両の付近には、いろいろな種類のレトロ制服で決めた車掌さんが複数人います。「チケットを買いたいんですけど」と聞いてみると、「車内に乗って待っててください」という返事。言われた通り、乗車して待ちます。
 どの車両のどの席に座ってもいいとのこと。停まっているのは、いかにも古そうなクリーム色をした車両が3両と、それよりもだいぶ新しそうな赤とオレンジ色のがそれぞれ1両ずつ。迷うけどクリーム色のほうがいいかな、と乗車しました。私が停留所に到着したのは、出発時刻の約20分前。その時点で席は8割ほど埋まっていました。ちなみに、車両前後にある立ち乗りスペースのところに乗車しても大丈夫でした。

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好きな車両に乗って待ちます

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レトロな車内広告に、気分が盛り上がります

 定刻になり、路面電車は走り出します。すぐに車掌さんが乗客に挨拶し、料金回収にやってきました。
 古い路面電車はガタガタガタ……と大きな音と振動とともにベルリンの街を走ります。車掌さんはよく通る声で「この車両は1910年頃にできたもので、20年代と50年代に改造されています……」と説明してくれました。

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モスグリーンの制服着用の車掌さん。この車掌さんは走行中、ずーっと周辺地域を説明してくれました

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切符もアンティーク風

 古い車両だからか、振動が通常のものよりも大きく、乗っているうちに車両自体が壊れやしないか心配になりました。当たり前かもしれませんが、最新の車両って静かだったんですね。比べてみてわかりました。でもその振動や音もアンティーク車両の醍醐味というもの。
 路面電車はレールの上でないと走れないので、当然ながら既存のルートを走るわけですが、いくつもの路線の区間を組み合わせたこのイベントオリジナルのルートです。このイベントで、私が初めて知ったエリアもありました。ベルリン市って、やっぱり広いです(東京23区の約1.5倍)。

 走行30分ほどで1回目の休憩。停まったのは、フリードリヒスハイン地区の広い停留所。一角には公衆トイレもあるので、必要ならば用も足せます。こんなところにトイレがあったとは! 大発見でした。

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トイレ休憩兼撮影タイム

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KT4D 219 481(オレンジ色)と219 282(赤)というモデル。1980年代に運行していたとのこと

 10〜15分ぐらい休んだでしょうか。その間路面電車は停車しているので、乗客たちが我も我もと写真を撮っています。みなさん撮り鉄&乗り鉄なのでしょうかね。ちなみに中高年男性が多かったです。
 休憩後は、別の車両へ。すべて自由席なので、休憩を挟んで皆自由に席を移動していました。せっかくですから、なるべくたくさんの車両に乗ってみたいのが人情ってもんです。車両を移ってわかりましたが、今度の車掌さんはほぼ何も説明しない人でした。最初の車掌さんのところに乗ったのはラッキーだったんですね。

 車両は一路、緑のなかへ。とっても気持ちいい区間です。

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緑がまぶしい

 そしてホーエンシェーンハウゼンを通り抜け、2回めの休憩に。このときはトイレはありませんでしたが、その代わりにお土産販売がありました。マニア垂涎の品でしょうか(マニアでないのでわからず)。そして、やはりみなさん撮影には熱心です。「ちょっとそこ、どいてもらえますか」と、路面電車の前で記念写真を撮っていた人に声をかける乗客もいて、さすがドイツ人、表現がダイレクト!と感心しました。

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この写真を撮っている周りで、大勢の乗客が同じように撮影していました

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お土産として販売しているアンティークの運行パネル(という名称があるのかわかりませんが)。今日の記念にいかが?

 2回めの休憩が終わると、あとは出発地点へと戻る帰路の旅。私は最初の車両に戻り、熱心に説明してくれる車掌さんのもとへ。復路のコースは往路と一部重なっていましたが、往路のように回り道をせずに短距離で戻りました。

 出発地点のアレクサンダープラッツ駅停留所に到着して解散。そこにいた人々は、いきなり走行してきたアンティーク路面電車を「なになに?」という表情で見ています。このイベントは11時と14時の2回開催されており、私は初回の運行に参加したので、到着後は次の乗客たちがすぐに乗り込んできました。

 アンティーク路面電車に乗ること自体が楽しいですし、知らないエリアを発見できるのも面白いこのイベント。次回は10月20日(日)の11時と14時の開催です。11月は10日(日)。12月はお休みですが、ポツダムでグリューワイン(スパイス入りホットワイン)付きクリスマス走行があります。
 つまり、今年のベルリンでの走行はあと2回! どうかお見逃しなく!!

Themenfahrt Straßenbahn Berlin(テーメンファールト・シュトラーセンバーン・ベルリン)
運行日時 2019年は残すところ10月20日(日)、11月10日(日)の各日11時と14時。2020年以降は下記URLを参照のこと。
URL http://www.dvn-berlin.de/
出発地点 Alexanderplatz駅トラムM2線停留所 マップ→https://goo.gl/maps/2naNQXwo5gy7JJwq5


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久保田由希(Kubota, Yuki)
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出版社勤務を経てフリーライターに。2002年よりベルリン在住。著書や雑誌を通してベルリン・ドイツのライフスタイルを発信中。『ドイツ人が教えてくれたストレスを溜めない生き方』(産業編集センター)、『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『歩いてまわる小さなベルリン』『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)ほか著書多数。http://www.kubomaga.com/


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1930年代の団地に会いにHaselhorst(ハーゼルホルスト)へ

Posted by osanpoberlin on 24.2019 Gebäude/Einrichtung たてもの・インテリア   0 comments   0 trackback
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ベルリン北西部のHaselhorst(ハーゼルホルスト)にある団地

 こんにちは。ライターの久保田由希です。

 ベルリンに住みはじめてから、私は「たてもの」を観るのが本当に好きなんだなぁ、ということに気がつきました。建築の専門家が話題にするような現代建築家の作品が興味対象ではないので、「建築」ではなく敢えて「たてもの」と書いています。

 私が特に好きなのは中世の市壁(市壁に付随する門と塔を含む)、19世紀後半〜20世紀初頭に(主にベルリンで)できたアルトバウと呼ばれるアパート、レンガ造りの工場、塔(灯台や給水塔など)、団地など。ベルリンだけでなくドイツ各地で写真を撮っています。楽しくて、楽しくてたまりません。

 ベルリンには、ユネスコ世界遺産に登録された団地が6ヵ所あります。
(詳しくは以前書いたこちらの記事をクリックしてご覧ください→団地ファンはベルリンへ、工業化と東ドイツ時代が生んだ名建築たち。

 世界遺産の団地以外にも、私がいいなと思う団地はたくさんあるんです。でも、全然知られていないんですよね。そこで、私が趣味で訪れた団地を、今後ちょっとずつ書きたいと思います。
 
 今回ご紹介するのは、Haselhorst(ハーゼルホルスト)という場所にある団地。ベルリンの北西部、Spandau(シュパンダウ)区に位置しています。ここに、1930年から35年にかけて団地が建てられました。

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緑色のバルコニーは、90年代に増築されたそうです

 団地が建設された当時、ベルリンでは深刻な住宅不足に陥っていました。工業化が進み、各地から労働者がやって来たからです。19世紀後半から20世紀初頭に建てられた集合住宅(現在「アルトバウ」と呼ばれているタイプの集合住宅)では足らず、一つのベッドを昼夜勤の労働者がそれぞれの睡眠時間に合わせて借りるという「ベッド貸し」もあったそうです。

 そこで、快適で低所得者でも払える家賃の団地が、1920年頃から続々と誕生したのでした。これらの団地は、20世紀初頭に造られた集合住宅よりも、日当たりと風通し、合理的な間取りや周囲の自然環境を重視して設計されています。Haselhorstの団地も、そうした団地の一つです。

 この団地は敷地約45ヘクタール(東京ドーム約9.6個分)。1935年当時で全3448戸、約1万2000人が住んでいたそうです。広い敷地内は6つのブロックに分かれていて、外観や間取りが少しずつ違います。建築家が違うのです。建物の間に緑地帯や公園があることは、どのブロックも共通しています。

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少しずつ違うのが、見ていて楽しい

 私はとにかく気の向くままにブラブラと歩いて、気になったところをカメラに収めています。あぁ、なんて楽しいんでしょう。

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子どもが遊ぶ傍らで、眼光鋭い鷲が……


 おっと、公園がありました。滑り台などの遊具に混じって、鷲の彫刻があります。鷲に見守られながら遊ぶのは、なんだか落ち着かない気もします。いったいなんでこんな彫刻が……と思ったら、そこには歴史的背景があったんです。

 この団地が完成したのは1935年。そのときドイツで何が起きていたかといえば……前年の34年にヒトラーが全権を掌握、独裁国家が始まったときでした。団地の建設途中でナチスが権力を持ったために、それまで携わっていたユダヤ系の建築家たちは、ドイツから亡命せざるを得ませんでした。

 この公園があるブロックは35年に落成しました。このとき国民の感情を高揚させるモチーフとして、鷲の彫刻が置かれたのだそうです。ちなみに、鷲そのものは現ドイツのシンボルとしても使われており、ネガティブな意味はありません。でも子どもの遊び場に鷲がいるのは、やっぱりどこか違和感を覚えます。私はどうもナチス時代の建築が、生理的に好きになれません。

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私は、このそら色の窓枠がだいすき


 Haselhorstの団地は築80年以上。日本の感覚ではボロボロ、というか取り壊されてしまう古さだと思います。ですが、写真を見ていただくと、とってもきれいですよね? じつはちゃんと改修されているんです。
 この団地は歴史的建造物のため、文化財として保護されています(デンクマールシュッツと言います)。改修の際は、デンクマールシュッツ物件として、昔の面影を壊さないように改修工事が行われました。

 当たり前ですが、建設当時と現在では室内の設備も変わります。石炭ストーブからセントラルヒーティングへ、大きな窯から電化製品の並ぶキッチンへと、時代と共に進化させています。昔の建物だからといって、不便なままムリをして住んでいるわけではないのです。

 でも、約80年前の室内がどんなふうだったか見てみたくありませんか? じつは見られる場所があるんです。
 
 それは月1回限定公開の「ハーゼルホーストのミュージアムアパート」(Die Museumswohnung in Haselhorst)。団地の一室に1930年代当時のインテリアを再現しています。公開日には、入り口に看板が出ています。

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この看板が目印です

 ミュージアムがあるのは、日本式2階の右側。玄関のベルを押すと、係員さんが開けてくれます。2部屋にキッチンとバスルームという間取りで、どの部屋もとってもレトロでかわいいんです。その様子は以前ヤフー不動産おうちマガジン連載「80年前のベルリンの団地に見る、コンパクトな住まいのインテリア」で書いたので、ぜひそちらをご覧ください(青字部分をクリックしてください)。

 ミュージアムでは、Haselhorstの団地の本も販売しています(19.95ユーロ)。こういう資料は現地でないと入手が難しいので、私は思わず買っちゃいました。ちなみに、本と一緒にプレゼントしてくれたエコバッグにプリントされているGewobagというのは、団地の管理会社の名称です。

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ミュージアムで販売している本を買ったら、エコバッグをプレゼントしてくれました

 1階(階段を半階分上がった左側)にはカフェもあるんです。ケーキとお茶でひと休みするにはぴったり。もしかしたら、カフェで昔の様子を聞けるかもしれませんよ。

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左手、扉が開いている場所がカフェ。ミュージアム公開日のみ営業です

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ケーキはおいしかったです。コーヒーはお代わりをくれました


 「ハーゼルホーストのミュージアムアパート」公開日は以下の通りです(2019年8月以降)。

2019年8月25日(日)14:30-16:30
2019年9月29日(日)14:30-16:30
2019年10月27日(日)14:30-16:30
2019年11月24日(日)14:30-16:30

 でも公開以外の日も、団地は変わらずにずっとそこに存在しています。


Reichsforschungssiedlung(Haselhorstの団地)ライヒスフォーシュングスジードルング
住所 Haselhorster Damm / Burscheider Weg / Lüdenscheider Weg の一帯 13599 Berlin
URL https://www.gewobag.de/soziales-engagement/stadtteilinfos/spandau/haselhorst/
https://www.visitberlin.de/en/reichsforschungssiedlung-haselhorst (英語)

「ハーゼルホーストのミュージアムアパート」 Die Museumswohnung in Haselhorst
住所 Burscheider Weg 21, 13599 Berlin
URL https://www.gewobag.de/soziales-engagement/stadtteilinfos/spandau/haselhorst/museumswohnung/



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久保田由希(Kubota, Yuki)
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出版社勤務を経てフリーライターに。2002年よりベルリン在住。著書や雑誌を通してベルリン・ドイツのライフスタイルを発信中。『ドイツ人が教えてくれたストレスを溜めない生き方』(産業編集センター)、『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『歩いてまわる小さなベルリン』『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)ほか著書多数。http://www.kubomaga.com/


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ベルリンのバスが一部路線変更になりました

Posted by osanpoberlin on 18.2019 Information ベルリン基本情報   3 comments   0 trackback
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この新しい路線図は文中に記載しているpdfで詳しくご覧になれます


こんにちは。ライター久保田です。

8月4日から、ベルリン公共交通のバスが一部路線変更になりました。空港から市街へのバスにも変更があるので、旅行者のみなさんもご注意ください。

新しい路線図はこちらです(ミッテ地区のみ)。
https://www.bvg.de/images/content/meldungen/2019/190722_BusNetz_Innenstadt_gesamt_ohne_Rummelsburg.pdf

市内全体の路線図はこちら(ただしバスは一部路線しか出ていません)。
https://fahrinfo.bvg.de/Fahrinfo/bin/query.bin/dn?ujm=1&MapLayer=NETWORK

一つひとつ変更路線を見ていきましょう。各路線の運転間隔は日中は10分、朝晩は20分間隔です。TXLのみ6〜20分間隔です。

●バス TXL
変更後:テーゲル空港(Flughafen Tegel フルークハーフェン・テーゲル)〜中央駅の2つ先のMitte Robert-Koch-Platz(ミッテ ロベルト・コッホ・プラッツ)が終点

以前は空港からAlexanderplatz(アレクサンダープラッツ)駅まで走っていましたが、もうそこまでは行きません。中央駅(Hauptbahnhof ハウプトバーンホーフ)で別の路線に乗り換えになります。
・停留所と路線図↓
https://www.bvg.de/images/content/linienverlaeufe/LinienverlaufBusTXL.pdf

●バス 245
変更後:S+U Zoologischer Garten(S&Uバーン ツォーロギッシャーガルテン駅)〜Alexanderplatz(アレクサンダープラッツ)駅のひとつ先のMitte Memhardstr.(ミッテ メムハルトシュトラーセ)が終点

中央駅(Hauptbahnhof ハウプトバーンホーフ)を経由する、東西をのんびり横断するのによさそうな路線です。
・停留所と路線図↓
https://www.bvg.de/images/content/linienverlaeufe/LinienverlaufBus245.pdf

●バス 200
変更後:S+U Zoologischer Garten(S&Uバーン ツォーロギッシャーガルテン駅)の一つ先のHertzallee(ヘルツアレー)始発〜Michelangelostr.(ミケランジェロシュトラーセ)

以前のルートはUnter den Linden(ウンター・デン・リンデン)通りを走っていましたが、新路線ではLeipziger Str.(ライプツィガー・シュトラーセ ライプツィヒ通り)を通るルートになりました。西のツォーロギッシャーガルテン駅からポツダム広場駅、東のアレクサンダープラッツ駅を経由する、東西横断の路線です。
・停留所と路線図↓
https://www.bvg.de/images/content/linienverlaeufe/LinienverlaufBus200.pdf

●バス M48
変更後:Zehlendorf, Busseallee(ツェーレンドルフ、ブッセアレー)〜U Mohrenstr.(Uバーン モーレンシュトラーセ)

ベルリン南西部のツェーレンドルフからミッテの地下鉄U2線モーレンシュトラーセ駅までになりました。ポツダム広場駅(S&Uバーン Potsdamer Platz ポツダマープラッツ)駅を経由します。
以前のようにAlexanderplatz(アレクサンダープラッツ)駅までは行きません。
・停留所と路線図↓
https://www.bvg.de/images/content/linienverlaeufe/LinienverlaufBusM48.pdf

●バス 248
変更後:Dillenburger Str.(ディレンブルガー・シュトラーセ)〜S+U Alexanderplatz/ Grunerstr.(S&Uバーン アレクサンダープラッツ駅/グルーナーシュトラーセ)

ベルリン南西部からS Südkreuz/ Ostseite(Sバーン ズュートクロイツ駅)を経由し東のアレクサンダープラッツ駅まで走る路線です。
・停留所と路線図↓
https://www.bvg.de/images/content/linienverlaeufe/LinienverlaufBus248.pdf

●バス 300(新路線)
Philharmonie Süd(フィルハーモニー・ズュート)〜S+U Warschauer Str.(S&Uバーン ヴァルシャウアー・シュトラーセ駅)

新たに登場した新路線です。フィルハーモニーからアレクサンダープラッツ駅を経由し、東のヴァルシャウアー・シュトラーセ駅まで走ります。
・停留所と路線図↓
https://www.bvg.de/images/content/linienverlaeufe/LinienverlaufBus300.pdf


変更になった路線は以上です。
旅行者の方は、特にテーゲル空港から出ているTXLの路線変更にご注意ください。
私としては、TXLとM48がアレクサンダープラッツ駅まで走らなくなったことが大きな痛手です……。便利だったのに……。

いずれにせよ、バスは時間通りに来ない確率が高いので(個人的意見ですが、ドイツの運行が時間通りに来るというのは迷信です(笑)。ここはヨーロッパ。日本のようになんでも時刻通り、予定どおりには行かないのです。時間通り来なくてもキレる人はいないです、慣れっこなので)、時間に余裕があるときや、外の景色を楽しみたいときに利用されるといいと思います。
時間に余裕がないときは、地下鉄のほうがより確かだと思います。

公共交通を上手に使って、楽しい旅をしてくださいね!

ベルリン交通局(BVG べー・ファオ・ゲー)HP(英語版)
https://www.bvg.de/en


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ベルリンでふわとろ絶品オムライス!6月限定の嬉しいサービスも。 Udon & Gyoza (JABE)

Posted by osanpoberlin on 11.2019 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
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 ベルリンの日本食、どんどんバリエーションが増えています。
 今回ご紹介するのは、ミッテ地区にある ”Udon & Gyoza”(ウドン&ギョウザ)。店名を聞くと「うどんと餃子がおすすめなの?」と思いますが、じつはメニューもインテリアもリニューアルして、昼はランチ、夜はお酒と一緒におつまみや料理を楽しめるガストロパブのようなお店へと変身中なんです。お店からお招きを受けて、人気メニューをいただいてきました。

 まずはアペタイザーとして辛味噌きゅうり、枝豆、レンコンのきんぴら、ポテトサラダ。

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左から辛味噌きゅうり、枝豆、レンコンのきんぴら、ポテトサラダ。

 この料理を見てちょっとアルコールがほしくなっちゃうな、という方にはビール(一番搾り)や純米酒、梅酒、ワインがありますよ。

 辛味噌きゅうりは、コクのある味噌がきゅうりとぴったり。これはちょっと、エンドレスで食べてしまいそうな組み合わせです。枝豆は安定のおいしさ。ヘルシーなイメージがあって、ベルリンでもよく見かけるようになりましたね。きんぴらはピリッと辛みが効いていて、ビールに合う味です。ポテトサラダは、もちろんドイツ風ではなく日本風(これ重要じゃないですか?)。ポーチドエッグが載っていて、とろ〜りと流れた黄身にポテトを和えていただくのが最高です。

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彩りもきれいな一品。

 次に登場したのが豆腐サラダ。レタス、パプリカなど色とりどりの野菜とともに豆腐が入っています。ゆずドレッシングのさっぱりとした味は、暑い日にも食欲をそそります。上に散らされた、揚げたギョウザの皮はパリパリ。私はこのサラダ、好きですね。

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いよいよお待ちかねのオムライス!

 そして本日のメインメニュー、オムライスです! エビ入りケチャップライスの上に、ふわとろ卵&デミグラスソース! スーッとナイフを入れていくと、ふわっふわ〜の卵がトロトロトロ〜ッと広がります。これにソースとケチャップライスが絡まって……もう言うことありません。この味、ドイツ人も好きそうです。

 このお店のために日本からやって来たシェフのみなさんは、これまでもずーっとオムライスを作っていたので、大得意なのだそうです。だからお店のメニューに加えたのだとか。味も食感もまさに日本のオムライスそのもの。この「ふわとろ」食感は、ドイツではなかなかないんですよね。

 それに、卵にナイフを入れる瞬間はオムライス初体験の人には驚かれそう。動画に撮って誰かに紹介したくなります。


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この卵の下からエビ入りケチャップライスが出てくるんです!

 メニューはそのほか、タコライスや鶏のから揚げ、とんかつ、カツカレーなど。ビーガンメニューもたくさん用意されています。お値段はオムライスが13ユーロで、そのほかのメインディッシュは10〜13ユーロ程度です。 ランチは9.50〜13ユーロです。

 たとえば女性の一人旅だと、夜のレストランはちょっと入りにくいですよね? 私は一人旅をするときはランチでしっかり食べるようにしていますが、“Udon & Gyoza” はそういう人にもぴったりだと思います。

 この “Udon & Gyoza” のコンセプトは、オープン当初は今とは少し違っていました。でもこの春からスタッフが全員日本人になり、メニューも内装も一新。お店のみなさんは、ベルリンで受け入れられる「ほんものの日本食」を提供したいと、引き続きメニューを開発されています。

 そこで嬉しいお知らせ。
 お店ではリニューアルを記念して、
FacebookInstagramで“Udon & Gyoza”をフォローすると、6月中はランチが20%オフ、ディナーには枝豆無料サービス
を実施中なんです。おいしい日本のごはんを試すチャンス!

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 モスグリーンの壁と木材を多用したインテリアはシックで、落ち着いて食事とお酒を楽しめる空間です。でも、大きな窓が入り口の左右にあるせいか、入りやすい雰囲気なんですよ。ここは旅行者も多いエリアなので、誰でも気軽に入れます。

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女性一人でも入りやすそう。

 現在はソフトオープン中で、7月末にJABEと店名を変えてグランドオープンの予定です。

 オムライスなどの「ふつうの日本のごはん」がベルリンで食べられるのは嬉しいですし、それがベルリンの人々に知られるのも、日本人としてはちょっと嬉しい。日本食といえば寿司ばかりだった時代から、今では信じられないほど選択肢が広がりました。


Udon & Gyoza(7月末より店名はJABEに変わります) ウドン&ギョウザ(ジャーベ)
住所  Alte Schönhauser Str. 7-8, 10119 Berlin(ミッテ地区)
URL https://www.facebook.com/udonandgyoza/
https://www.instagram.com/udonandgyoza/
営業時間 月−木 12:00−15:30, 17:30−21:00 金 12:00−15:30, 17:30−22:00 土 12:00−22:00
定休日 日曜



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久保田由希(Kubota, Yuki)
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おいしくてお値打ち、こんがりグリルのチキンレストラン

Posted by osanpoberlin on 21.2019 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
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こ〜んがりグリルされた、ジューシーなチキン

 今回は、リーズナブルでがっつりと食べられる、チキンレストランをご紹介します。

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広場の角に立っています。巨大なニワトリが目印

 
 Hühnerhaus 36(ヒューナーハウス ゼクス・ウント・ドライスィヒ)は、こんがりグリルしたチキンが売り物のレストラン。写真入りメニューでわかりやすく、セルフサービス、リーズナブルで毎日営業(しかも午前1時まで!)という、旅行者にはうれしいことづくめのお店です。

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セルフサービスで、カンタンに注文できます


 注文の仕方はカンタン

1.店内に入ると右手にカウンターがあるので、「Kasse」という札が下がっている部分で注文します。

2.メニューはカウンターの背後の壁に写真入りで載っていて、各料理に番号が振ってあります。たとえば、ハーフチキン・サラダ付きなら1番、ハーフチキン・フライドポテト付きなら2番という具合。注文はその番号を言えばOKです。

3.注文し、その場で支払います。すると、ブザーのようなものをもらえます。それを持って、空いている席に自由に座ります。

4.注文した品ができたらブザーが鳴るので、カウンターに料理を取りに行きます。そのときにブザーも返却します。

5.あとはゆっくりと召し上がれ。


 冒頭の写真はメニュー番号1番の、ハーフチキン・サラダ付きです。これで6.50ユーロ。お手頃ですよね? しかも、テーブル上のボウルに入っている漬物のような野菜は食べ放題です。

 グリルされたチキンは皮がパリッパリ、中のお肉はしっとり。ボリュームがあるのでちょっと飽きるかもしれませんが、そんなときはボウルの漬物を合間に食べて変化をつけましょう。

 このお店はグリルドチキンが売り物なのですが、そのほかにもハンバーガーやベジバーガー、チキンカツ、ナゲットもあります。付け合わせもサラダ以外にライス、ブルグルなどから選べるのがいいんです。

 一つだけ、注意点。
 このお店がある周辺は、ベルリンの中でもあまり治安がよくありません(でも魅力的なスポットがたくさんあります)。特にお手回り品には十分ご注意してください。


 先日お知らせした通り、私たち「おさんぽベルリン」の松永と久保田は新ブログ「ベルリン酒場探検隊」を始めて、せっせとベルリンのローカル酒場に通っています。でも、酒場には食事メニューがそれほどないんです。なので、酒場めぐりの合間にこの店でがっつりと腹ごしらえをしたこともあるんですよ。ちょっと吉野家的な利用の仕方ですね……。


Hühnerhaus 36 ヒューナーハウス ゼクス・ウント・ドライスィヒ
住所  Skalitzer Str. 95A, 10997 Berlin(クロイツベルク地区)
開館時間 月−日 11:00−01:00 
休館日 無休


text and photo
久保田由希(Kubota, Yuki)
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出版社勤務を経てフリーライターに。2002年よりベルリン在住。著書や雑誌を通してベルリン・ドイツのライフスタイルを発信中。『ドイツ人が教えてくれたストレスを溜めない生き方』(産業編集センター)、『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『歩いてまわる小さなベルリン』『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)ほか著書多数。http://www.kubomaga.com/


おさんぽベルリン・ライター久保田のガイドブック
「歩いてまわる小さなベルリン」



おさんぽベルリン・ガイド松永のガイドブック
「ヨーロッパ最大の自由都市 ベルリンへ」

どちらも(手前味噌ですが)本当におすすめのベルリンガイドブックです!



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