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ベルリンで韓国かき氷! {Gong Gan}

ベルリンでも、かき氷!
7月のベルリン、気温が低く豪雨に見舞われて今ひとつでした。でもここ数日、ようやく夏らしくなりました! 暑くなったら、とにかく夏を満喫しましょう! でないと、いつまた寒くなるかわからないのでね。私はいつも夏になると焦っています(^_^;)
そこで今回は、かき氷を食べられるお店の紹介です。韓国料理カフェのGong Ganでは、ビビンパなどの韓国料理が気軽に食べられて、しかもかき氷もあるんですよ。
Patbingsu(パッピンス)という韓国の氷あずきで、「パッ」が小豆、「ピンス」がかき氷を意味するそうです。お店の前にイラスト入りの看板が出ています。

イラスト入りなのでわかりやすいです
それを見ると4種類ありますね。上から順にノーマル(いちばん上の写真がそれ)、ミスッカル(説明は後でね)、緑茶、コーヒーです。ノーマルはどういうのかというと、氷ミルクあずきに求肥のようなものがのったもの。ミスッカルはノーマルに「穀物の粉」をかけたもの。あとで調べたらミスッカルとは玄米、麦、豆、ハトムギなどを炒った粉だそうです。なんだかヘルシーそう。

こちらがミスッカル入り
私は初回はノーマルを注文。あー、まさにかき氷! 暑い夏にはやっぱりコレですよ! 2回目はお店がおすすめだというミスッカルを食べましたが、粉と小豆がだんだん馴染んできてこちらもおいしかったです。金属の器とスプーンというのが、韓国だなと思います。

肉も野菜もたっぷりのビビンパで栄養ばっちり

外観はこんな感じ(お顔が見えないように、写真を一部加工しています)
暑い日にはビビンパで栄養補給もいいですよね。ピリッと辛いビビンパ食べて汗かいて、〆はかき氷でフーッ。いや〜夏ですね〜。暑いうちに行かないと! 焦ってきました!
(text and photo_Yuki Kubota)
Gong Gan コンガン
住所 Schwedter Str. 2, 10119 Berlin(プレンツラウアー・ベルク地区)
URL http://www.gong-gan.de/
営業時間 火-金 12:00-20:30 土日12:00-22:00
定休日 月
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ハンドドリップのベトナムコーヒーをいただけるハイセンスなカフェ! {Maison Han}

いくつものライトが素敵
ベルリンってね、ベトナム人が多く住んでいるんですよ。なぜかというと1970〜80年代に、ベトナムから旧東ドイツへ渡った人々がいたからです。両国はどちらも社会主義国。両国間の国家協定で、ベトナム人が旧東ドイツで職業訓練を受けて働いたり、学んだりしたそうです。また、ベトナムと資本主義国の旧西ドイツ間にもつながりがあり、旧西ドイツへ渡ったベトナム人もいます。
その名残で今でもベルリンには、ベトナム人とベトナム系ドイツ国籍保持者が合わせて約4 万人います。ベルリンの人口は2016年で約365万人なので、ベトナム人とベトナム系はそのうちの約11%に当たり、アジア人の中でダントツで多いんです(統計はこちら→https://www.statistik-berlin-brandenburg.de/publikationen/stat_berichte/2016/SB_A01-05-00_2016h01_BE.pdf)。
そんな背景もあり、ベトナム人による八百屋さんや食品店は、ベルリン、特に旧東ベルリン地域にこれまでたくさんありました。そしてこの4〜5年ほどで、センスのいいベトナムレストランが急激に増えました。私の独断では、ベトナム系(おそらく両親がベトナム人で、ドイツで生まれ育った2世)のお店は、素敵なところが多いです。
そして今度は、ベトナムのカフェが登場したんですよ。それはノイケルン地区にあるMaison Han(メゾン・ハン)。文字通り、ベトナムからコーヒー豆を買い付けて、店内で焙煎して提供するカフェです。
私はこれまで、ベトナム産コーヒーは苦味の強いロブスタ種がほとんどじゃないかと思っていたんですが(コーヒー豆の種類についてはこちらを参考にしてください→http://www.agf.co.jp/enjoy/cyclopedia/flow/atoz_04.html)、それは私の勉強不足で、アラビカ種もあるそうなんです。

LAC DUONG HONEY PROCESSEDのコーヒー。ぜひともストレートで。
Maison Hanでは、ベトナムで生産された高品質のアラビカ種コーヒーをハンドドリップで提供しています。
今回私がいただいたのは、LAC DUONG HONEY PROCESSED。ライトな口当たりで、心地よい酸味があり(嫌な酸っぱさとは全然違います)、おいしかったです。私の中でベトナムコーヒーに対するイメージが一気に変わりました。

自家焙煎豆は店内とネットショップで販売

奥の部屋の一角がロースター。コーヒーのいい香り〜
そのほか、ベトナムコーヒーと聞いてすぐに思い浮かぶ、コンデンスミルクを加えて飲むタイプのコーヒーもあります。こちらは上記の豆とは種類や焙煎が異なり、同じコーヒーとはいえ、ほとんど別の飲み物、別のおいしさだと思いますね。
自家焙煎コーヒーはほかにも数種類あって、店内で販売しているほか、ネットショップでも購入できます。
おいしそうなフードもあるので、今度はランチを試してみたいな〜。
(text and photo_Yuki Kubota)
Maison Han メゾン・ハン
住所 Pannierstr. 40, 12047 Berlin(ノイケルン地区)
URL https://www.facebook.com/maisonhan/
営業時間 月−日 9:30-18:00
定休日 無休
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日本人パティシエの、おいしく美しいフランス菓子をいただけるカフェ!{Café Komine}

ケーキは毎日7〜8種類
おいしいフランス菓子を食べたい人!
美しいケーキを手土産にしたい人!
そんなみなさんに、ぜひともご紹介したいカフェCafé Komine (カフェ・コミネ)が、西ベルリンにできました!
オーナーは、ル・コルドン・ブルー東京校でフランス菓子を学んだ小峯晋(こみね・しん)さん。ケーキ作りも接客も行っています。
小峯さんの作るケーキは、まず見た目の美しさにうっとりします。ツヤツヤに輝くムースに、レースのようなクリーム。食べてしまうのが惜しいほどです。
そして、本当においしい。
控えめな甘さとフルーツの酸味の絶妙なハーモニー。サクッとした生地と、舌の上で柔らかくとろけるクリームというように、一つのケーキでいくつもの味と食感を楽しめるんです。
モンブランのような、日本では大人気でも、ベルリンではまずお目にかかれないケーキがあるのも嬉しいです!

手前はBlanc et rouge (ヴァニラとホワイトチョコムースとベリーのコンポート)、奥はChoux Matcha(抹茶シュークリーム)

テーブルごとに荷物を置けるラックがあるのも、細やかな気配り。日本のよう!
上品な雰囲気の店内でケーキとお茶をいただくのもいいですし、お土産にテイクアウトすることも可能です。
テイクアウトには、ちゃんと箱に入れてくれますよ。
この感覚は、日本人には嬉しくないですか? ベルリンだと紙皿の上にケーキを横に寝かせて、その上から紙で包んでしまいますもんね。それだとせっかくのデコレーションが崩れてしまって残念。ドイツ人は気にする人が少ないようですが、私はきれいなケーキをそのままの状態でテイクアウトしたいなあと思っているんです。だから箱入りは嬉しいです。

ロゴマーク入りの箱に入れてお持ち帰り

店頭の赤い日よけが目印
小峯さんはじつはチェロ奏者で、ベルリンで活躍していました。それがなぜパティシエとなり、カフェオープンに至ったのかは、私が連載しているYOUNG GERMANY「ドイツで羽ばたく日本人」で近日中に公開します。
*2016年12月21日追記*
YOUNG GERMANY「ドイツで羽ばたく日本人」で小峯さんのインタビューが公開されました! 以下をクリックしてください。
→チェロ奏者からパティシエに転身、カフェ開業へ 小峯晋さん
おいしいものを食べたときって、「しあわせ〜」って思いますよね。Café Komineで幸せなひとときをお過ごしください。
(text and photo_Yuki Kubota)
Café Komine カフェ・コミネ
住所 Welserstr. 13-15, 10777 Berlin(シェーネベルク地区)
URL http://www.cafekomine.de/
https://www.facebook.com/cafekomine/
営業時間 水〜土 12:30 - 19:00 日12:30-18:00
定休日 月・火
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スペシャルティーコーヒーの人気店「THE BARN」が新店舗をクーダムにオープン!
「ついに、旧西ベルリン側にもサードウェーブコーヒーの波が来たか......!」と感じました。
今やヨーロッパの中でも、「カフェといえばベルリン」と言っても過言ではないほど、ありとあらゆるタイプのカフェが乱立するベルリン。でも、美味しいエスプレッソやカフェラテが気軽に飲めるようになったのは、まだここ10年ほどのこと。
その中で、「THE BARN ザ・バーン」が第一号店を開いたのが2010年。サードウェーブコーヒーの店として、ベルリンで最も有名なカフェのひとつになりました。以降、コーヒーブームに乗って、豆や淹れ方、味にこだわるコーヒー専門カフェが一気に増えました。
が、そのほとんどは旧東ベルリンエリアのミッテやプレンツラウアーベルク、フリードリヒスハイン地区に集中していて、旧西側にはなかなかその恩恵が及ばなかったのです。

一杯ずつ丁寧に淹れられたコーヒー。味の特徴や、美味しくいただくための飲み方も説明してくれます。
ベルリンで City-West と呼ばれるクーダムを中心とした旧西ベルリンの繁華街エリアは、ベルリンの壁の崩壊後にいったんトレンドを東側に持って行かれて、2000年代はちょっとさびれた感じになっていたのです。
それに、すでにこちら側は不動産が埋まっていて、新規で個人店が開業できるような場所はなかったというのも、小さなカフェが旧西側に増えなかった理由のひとつだと思います。
でもここ5-6年でクーダム周辺もどんどん生まれ変わり、新しいホテルやショップが続々とオープンしてますし、古い建物が取り壊されて大規模な工事が続く、再開発真っ只中エリアになっています。
通り沿いには、10-20代の若い層をターゲットにしたファストファッションのブランドがずらりと並び、毎日多くのショッピング客で賑わうようになりました。
とはいえ、この通りが賑わっているのは、壁の崩壊前の1980年代まで、クーダムでは当たり前の光景だったはず。

ナチュラルな木製の家具で統一された、こぢんまりとした店内。
今回、THE BARN の3店舗目となる「THE BARN CAFÉ KRANZLER」ができたのも、もともとは1938年にオープンした「Café Kranzler」という旧西ベルリンを代表するカフェだった場所。年配のベルリーナーにとっては、今でも「古き良き思い出のカフェ」があった所です。
そのため、THE BARN のオープンにあたっては地元新聞にも大きな記事が載り、「昔のほうが良かった。」という年配客の声と、「ここのコーヒーは最高!」という若い世代の声が比較されていましたよ。

過去にこの場所にあったカフェを知る年配客には、残念ながら不評なようです。
あ、全然お店やコーヒーの味に触れてませんね(笑)。 同じコーヒーを飲むなら、広々とした2号店「THE BARN ROASTERY」や、こぢんまりとしながらも雰囲気のよい1号店「THE BARN COFFEESHOP」のほうがいいとは思います。いずれにしても、ストイックに「コーヒー好きによる、コーヒー好きのための店」で、ペットやベビーカーはお断り。
でも、この3号店は、何度も言いますがこういう店が City-West にできた、というところに意味があると私は感じたのですよ。そんな話題のスポットでコーヒーを飲んでみたい方は、ぜひクーダムへ! Zoo(動物園)駅からも徒歩すぐです。
THE BARN CAFÉ KRANZLER ザ・バーン カフェ クランツラー
Kurfürstendamm 18, 10719 Berlin (U-Kurfürstendamm 駅すぐ)
営業時間:毎日 10:00 - 20:00
http://barn.bigcartel.com/
(text and photo_Akiko Matsunaga)
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今やヨーロッパの中でも、「カフェといえばベルリン」と言っても過言ではないほど、ありとあらゆるタイプのカフェが乱立するベルリン。でも、美味しいエスプレッソやカフェラテが気軽に飲めるようになったのは、まだここ10年ほどのこと。
その中で、「THE BARN ザ・バーン」が第一号店を開いたのが2010年。サードウェーブコーヒーの店として、ベルリンで最も有名なカフェのひとつになりました。以降、コーヒーブームに乗って、豆や淹れ方、味にこだわるコーヒー専門カフェが一気に増えました。
が、そのほとんどは旧東ベルリンエリアのミッテやプレンツラウアーベルク、フリードリヒスハイン地区に集中していて、旧西側にはなかなかその恩恵が及ばなかったのです。

一杯ずつ丁寧に淹れられたコーヒー。味の特徴や、美味しくいただくための飲み方も説明してくれます。
ベルリンで City-West と呼ばれるクーダムを中心とした旧西ベルリンの繁華街エリアは、ベルリンの壁の崩壊後にいったんトレンドを東側に持って行かれて、2000年代はちょっとさびれた感じになっていたのです。
それに、すでにこちら側は不動産が埋まっていて、新規で個人店が開業できるような場所はなかったというのも、小さなカフェが旧西側に増えなかった理由のひとつだと思います。
でもここ5-6年でクーダム周辺もどんどん生まれ変わり、新しいホテルやショップが続々とオープンしてますし、古い建物が取り壊されて大規模な工事が続く、再開発真っ只中エリアになっています。
通り沿いには、10-20代の若い層をターゲットにしたファストファッションのブランドがずらりと並び、毎日多くのショッピング客で賑わうようになりました。
とはいえ、この通りが賑わっているのは、壁の崩壊前の1980年代まで、クーダムでは当たり前の光景だったはず。

ナチュラルな木製の家具で統一された、こぢんまりとした店内。
今回、THE BARN の3店舗目となる「THE BARN CAFÉ KRANZLER」ができたのも、もともとは1938年にオープンした「Café Kranzler」という旧西ベルリンを代表するカフェだった場所。年配のベルリーナーにとっては、今でも「古き良き思い出のカフェ」があった所です。
そのため、THE BARN のオープンにあたっては地元新聞にも大きな記事が載り、「昔のほうが良かった。」という年配客の声と、「ここのコーヒーは最高!」という若い世代の声が比較されていましたよ。

過去にこの場所にあったカフェを知る年配客には、残念ながら不評なようです。
あ、全然お店やコーヒーの味に触れてませんね(笑)。 同じコーヒーを飲むなら、広々とした2号店「THE BARN ROASTERY」や、こぢんまりとしながらも雰囲気のよい1号店「THE BARN COFFEESHOP」のほうがいいとは思います。いずれにしても、ストイックに「コーヒー好きによる、コーヒー好きのための店」で、ペットやベビーカーはお断り。
でも、この3号店は、何度も言いますがこういう店が City-West にできた、というところに意味があると私は感じたのですよ。そんな話題のスポットでコーヒーを飲んでみたい方は、ぜひクーダムへ! Zoo(動物園)駅からも徒歩すぐです。
THE BARN CAFÉ KRANZLER ザ・バーン カフェ クランツラー
Kurfürstendamm 18, 10719 Berlin (U-Kurfürstendamm 駅すぐ)
営業時間:毎日 10:00 - 20:00
http://barn.bigcartel.com/
(text and photo_Akiko Matsunaga)
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料理にインテリア。”小さな奇跡”がギュッと詰まったカフェレストラン {House of small wonder}

ベルリンてね、ドイツという感覚でなく、ロンドンやブルックリン、ポートランドのような街が好きな人が、気に入るんじゃないかと思うんです(アメリカの2都市には行ったことがないので、あくまでも想像なんですが)。
「ベルリンは、ドイツではない」
って、私(ライター久保田由希)はもう100万回ぐらい(←大げさ)言ってるんですけどね。
それはどういうことかというと……
ドイツというと、オクトーバーフェストとか古城とか、木組みの家とか、そういうイメージが強くないですか? でも、ベルリンの魅力はそこじゃないんですよ。
一言でいうと、都市の魅力、というのかな。
さまざまな人々がいる多様性、常に変わり続ける面白さ、来る者を拒まず、誰にでも居場所がある、自由でオープンな街。それに、緑が多くて、のんびりしていて。
私はそういうベルリンが好きです。
今回ご紹介するのは、そんなベルリンの魅力を切り取ったようなカフェレストラン、House of small wonder(ハウス・オブ・スモール・ワンダー)です。おさんぽ隊員のガイド・マツナガさんと、わたし久保田の2人でお邪魔してきました。
お店はベルリンのカフェにしては珍しく、ビルの(日本式)2階。1階のエントランスにはらせん階段が。

ちょっとワクワクするでしょ
「あれ、ここってベルリンだよね? でも青山やニューヨークにあってもおかしくないよね」って感じる、ちょっと無国籍で非日常的な雰囲気。「これを上ったらどんな世界が待っているのかな」と、ワクワクします。
らせん階段を上った店内は、ちょっとバカンス気分になれそうな、明るい空間。ヴィンテージっぽい雰囲気が漂うインテリアが、いい感じです。カトラリーも、あえて不揃いのヴィンテージで揃えているんですって。

気持ちよ〜い店内
メニューは大きく分けて、グラノーラやフレンチトーストといった洋食系と、そぼろ丼のような和食系。ベジタリアンメニューもあるし、卵はビオ(オーガニック)を使用しています。
デザートやアルコール(カクテル・ビール各種)もあって、どれも時間帯を問わず注文できます。
スタッフはみなさん日本人なので、日本語で注文できるのもラクですよね。
マツナガさんは沖縄風タコライス、私はエッグ&ポテトグラタンをチョイス。
ポテトグラタンに添える卵は、目玉焼きかスクランブルかを選べます。一緒に添えられるサラダも、地中海風とほうれん草の2種類から選べます。いいですよね、こういうの。

エッグ&ポテトグラタン(8ユーロ)
う〜ん、クリーミーなポテトグラタンに目玉焼きの黄身をからめて食べると、濃厚&さらにクリーミーでおいし〜い。
タコライスも、一口お味見。挽肉と卵、野菜のバランスが軽すぎず、重すぎず、ちょうどいいです。ヘルシーでお腹も満足になりそう。

沖縄風タコライス(11ユーロ)

彩りがきれいな、そぼろ丼(10ユーロ)
ドリンクがまた、ユニークなんですよ。ベルリンのカフェって、ドリンクのバリエーションが少ないんですが、House of small wonderではここでしか頼めないドリンクばかり。

左がアイス抹茶ラテ、マツナガさんが頼んだリンゴ酢入りアップル豆乳シェイクはいちばん右

ふんわりホイップクリームが乗ったアイス抹茶ラテ(4.5ユーロ)
私はお店一番人気という抹茶ラテを、アイスで注文しました。上にふんわり乗っているのはホイップクリームです。牛乳が体に合わない人は、豆乳に替えることもOK。こういう心配りも嬉しいです。
抹茶そのものは全然甘くなく、ホイップクリームと一緒にいただくとほどよい甘さに。別添シロップで好みの甘さにできます。
マツナガさんが注文した、リンゴ酢入りアップル豆乳シェイクは、お酢の酸っぱさが効いていて、おいしい。朝に飲んだらシャキッとしそうな、さわやかな味でしたよ。
そして最後は……やっぱりデザートですよね。今回は特別に3種類を盛り合わせていただきました。どれも甘さ控えめで、これまたぺろりと食べられてしまいます。特にシフォンケーキ! このふわっふわの食感は、ドイツのお菓子にはないんです! 久々に極上のやわらかさを堪能できました。

デザートはどれも甘さ控えめで、食後でも食べられちゃう。
グルテンフリーのケーキもあって親切

カプチーノ(左)と抹茶ラテ
メニューを選ぶのに迷う楽しさ、テーブルに運ばれてきたときの「うわぁ」という喜び、口に入れたときの幸せな気分。
ここには店名通り「小さな奇跡」がギュッと詰まっているのだなと思いました。
オーナーはイスラエル人と日本人のご夫妻。じつは既にブルックリンに同名のお店を出していて、2014年にベルリンにもオープンさせたんです。店内の雰囲気は、オーナーさんのバックボーンから来ているんですね。
ほら、言ったとおりでしょ? ベルリンは多様性があって、それが受け容れられやすいのが魅力だって。
だから、誰が行ってもいいんですよ。何人でも、ベルリーナーでもツーリストでも、どんな格好をしていても。
だってそれが、ベルリンの魅力なんですから。
(text and photo_Yuki Kubota)
House of small wonder ハウス・オブ・スモール・ワンダー
Johannisstr. 20, 10117 Berlin(ミッテ地区)
URL http://www.houseofsmallwonder.de/
営業時間 月-日 9:00-17:00
定休日 無休
*お支払いは現金のみ
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