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NHKドキュメンタリー「 世界入りにくい居酒屋」で紹介された {ヴィルヘルム・ヘック Wilhelm Hoeck 1892}

Posted by osanpoberlin on 24.2018 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
 去る2月15日に初回放送された、NHKドキュメンタリー「 世界入りにくい居酒屋」のベルリン編

 ベルリン在住日本人の間でも話題になっていて、居酒屋大好きなおさんぽベルリン 久保田&松永も「どこのどんな店が紹介されたんだろう~!?」とすごく気になっていました。

 そのお店は、旧西ベルリンのザ・地元密着繁華街、ヴィルマースドルフ通りで1892年から続く超老舗の『ヴィルヘルム・ヘック Wilhelm Hoeck 1892』でした。

 まずは、このNHK公式サイトの→「世界入りにくい居酒屋 編集後記」をご一読ください!これを読んだら行かずにはいられませんよね。

 というわけで、さっそく私たちも潜入してきましたよ!

 ↓店構えはこんな感じです。毎日11時から営業しているので、明るい時間から気軽に足を運べますよ~。

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 で、行ってからわかったのですがこのお店、実は居酒屋(クナイペ Kneipe)エリアとレストランエリアが分かれていて、居酒屋エリアは喫煙可なので、ものすごくタバコ臭い~~~(-_-;)。 (店舗向かって右側が居酒屋エリア、左側はレストラン。入口はそれぞれあるけど、内部でも繋がっています。)

 というわけで、NHKのドキュメンタリーでも紹介されていた居酒屋エリアはタバコを吸わない私たちにはちょっと厳しかったので、レストランエリアに陣取って、これぞ!ベルリン!!な食事を楽しむことにしましたよ。(メニューは共通でした。)

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 まずは、もちろんビール! 生ビールは、ベルリンの「ベルリーナー・キンドル Berliner Kindl」もあったのですが、なかなか生では見かけないチェコの「ピルスナー・ウルケル Pilsner Urquell」があったのでそちらをチョイス(美味しいんですよ!)。0.3ℓで2,60ユーロは、ベルリンではまだ良心的な価格です。

 つきだし的にサーブされたパンには、これまたドイツ!な「シュマルツSchmalz=ラード」が添えられていたのもポイント高し。

 そして、頼んだ料理はHPで見た時から気になっていた、「ベルリーナー・ハッペン Berliner Happen」。10数種類の小皿メニューから、好きなものを 3、6、もしくは9品選べるタパス的メニュー。3人で行ったので、9品を選んでオーダーしました。

 ともすれば大皿で一品完結、あっという間にお腹いっぱい!のドイツレストランにおいて、この「小ポーションで好きなものを少しずつ」というメニューがあるのは、居酒屋であれこれシェアする文化の日本人にはとてもありがたいものです。

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 じゃーん! まさか、こんなにきちんとひとつずつ小皿に盛りつけられて出てくると思っていなかったので、とても感動しました。これだけ(9品)頼んで19,50ユーロ(約2,600円)ということは、一皿約300円。居酒屋価格です!

 ベルリン名物は一通りそろっています。アイスバイン、カリーヴルスト、ケーニヒスベルガークロプセ etc. どれも、あっさりとした味付けで日本人の口に合う美味しさでした。

 それだけでは少し物足りなかったので、「バウアーン・フリューシュトゥック Bauernfrühstück(農夫の朝食)」と呼ばれる、ジャガイモたっぷりのオムレツ(7,50ユーロ)も追加。

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 そしたら、ちゃんと最初から3皿に分けて盛りつけてサーブしてくれたのに感動~~~!!(ここまで気が利くサービス、ベルリンではなかなかないですよー!) そう、これで1/3ですからね。1人前に、推定ジャガイモ5個、卵6個というボリュームです(笑)。
 
 これですっかりお腹も膨れたのですが、私たちには珍しくデザートも追加オーダーしました。「 ゲッターシュパイゼ Götterspeise (神々の食物)」がどんなものなのかが気になって、頼まずにいられなかったのです。

 それは、ベルリン名物のB級グルメビール(!?)ベルリーナー・ヴァイセを使ったこちら!(それどんなビール??という方はこちら→おさんぽベルリン久保田さんの過去ブログ『コレがベルリン名物「ベルリーナー・ヴァイセ」!』

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 要するに、甘いシロップ入りのビールをゼリーにして、生クリームをトッピングしたものでした。 決してまずくはなかったですが、これは4,50ユーロも払って頼まなくてもよかったかな(^^;)。

 3人で腹9分目食べて、2~3杯ビールを飲んで、チップをしっかり含めて1人20ユーロ(約2,700円)はとてもリーズナブルで、「正しい昔ながらの居酒屋価格」だと思いました。 とにかくサービスがよく、スタッフが親切でフレンドリーなのもすごくよかったです。

 私たちが頼んだような、タパス的ちまちまメニューを忙しい時間に大人数で頼んだら嫌がられるとは思いましたし、他のテーブル(平均年齢60歳くらいのドイツ人紳士淑女)はみんなアイスバインやシュニッツェルなどの定番メニューを頼んでいたので、次回はそんな「がっつりドイツメニュー」を頼んでゆっくり食事とビールを楽しみたいと思ったお店でした。

 居酒屋エリアはすごく雰囲気がよく内装も素敵だったので、ぜひまた(換気のよさそうな)夏に足を運んでみたいと思います。行ってみたいけど一人では心細い、という方は私たちがご一緒できるかもしれないのでぜひお声がけくださいね♪


ヴィルヘルム・ヘック Wilhelm Hoeck 1892
住所:Wilmersdorferstr. 149, 10585 Berlin
営業時間:毎日11:00~1:00
URL:http://wilhelm-hoeck.de/

(text and photo_Akiko Matsunaga/おさんぽベルリン写真部)


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ベルリンで愉しむ、日本酒と和食のマリアージュ

Posted by osanpoberlin on 30.2017 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
 ベルリンの食文化が急速に変わっているというニュースは、以前Night Kitchenをご紹介した回で書きました。それは和食と日本酒の分野にも当てはまります。もちろん、どちらも以前からベルリンにありましたが、この数年で飛躍的にレベルが上がっているんです。

 というのは、ハイレベルな和食レストランの誕生が続いたから。そうした店は、日本人の料理人が腕をふるい、選びぬいた日本酒が揃っています。

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Zenkichi Berlinの幻想的なエントランス Photo:Boaz Arad


 そうしたハイレベル和食レストランの先駆け的存在といえるのが、2015年にミッテ地区にオープンしたZenkichi Berlin(ぜんきち ベルリン)です。うれしいことに、おさんぽベルリンのガイド松永と、わたくしライター久保田がご招待いただきまして、食事と日本酒を堪能してまいりましたので、レポートしたいと思います。

 Zenkichi Berlinは、オーナーの渡邉基子さんが唎酒師(ききざけし)の資格を持っているのが大きなポイントです。唎酒師とは、好みや料理に合わせた銘柄をアドバイスできる知識を持つ人で、いわば日本酒版のソムリエといえるもの。渡邉さんが選んだ日本酒を、蔵元とのコネクションを生かしてZenkichiが直接取引で仕入れることで、ヨーロッパではここだけでしか出合えない希少なお酒を味わえるんです。

 地下へ続く階段を下りていくと、光に浮かび上がった日本酒の数々に圧倒されます。季節酒を含め常時 40 種類程度あるそうで、期待に胸がふくらみます。竹と、行灯を思わせる足元の照明が続く通路を、係の人についていきながらテーブル席へ。席の入り口は簾が下りていて、案内される際にスーッと上げてくれます。

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圧倒される日本酒の数々

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ちょっぴり迷路のような店内に心躍ります Photo:Stefan Kühne

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個室感覚の席です

 今回いただいたのは「冬のおまかせ」8品コースと、それに合わせた酒ペアリング。”Omakase”という日本語も、ベルリンの美食家の間では知られてきたと思います。料理メニューはオーナーの渡邉さんと、料理人の方々が相談して決めているそうで、もちろんお酒は、渡邉さんが料理に合わせてセレクトしたものです。

 まずは、Raw Tastingとして4品が登場。写真左下から時計回りに、「牛ハラミのタタキ」、「リードヴォーの南蛮漬け 柚子胡椒風味」、「牡蠣のポン酢ジュレ 伊予柑の香り」、「本日のお造り(ハマチ)」です。

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食べる順番に迷いますね

 ハマチはとっても新鮮で、海の遠いベルリンでこれだけおいしいお刺身をいただけるのは、本当にありがたいこと。生牡蠣もそうですね。牡蠣が持つ磯の風味に、いよかんの香りが重なり、ツルリとした食感がたまりません。久しぶりにおいしい生牡蠣を食べました。

 リードヴォーは仔牛の胸腺で、フレンチでよく使われる食材とか。柚子胡椒がピリリと利いています。そして牛ハラミのタタキは、柔らかいハラミと野菜が一緒になることで、さっぱりといただけました。

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それぞれのお酒の説明カードがついてきます

 お料理とともに運ばれてきたお酒は、3種類。それぞれに名前と説明が書かれたプレートがついており、「Raw Tastingにはこちらのフルーティーな香りの天巧をどうぞ」と説明してくださいます。肉も魚介もあるRaw Tastingの4品すべてに合うように選んだという、秋田の小玉醸造「太平山 天巧 純米大吟醸」をひと口。うん、香りがいいですね。ほんのり甘くて、飲みやすいです。牡蠣を食べてはひと口含み、リードヴォーを食べてまたひと口、というように、まさに日本酒と食事のマリアージュを堪能しました。

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ガイド松永、牡蠣を頂いてから……

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……お酒をひと口。最高!

 ベルリンで和食材を入手するのは、日本と同じようにはいきません。でもぜんきちでは、日本からの直接自社輸入にも力を入れているのだそうです。和食もユネスコ無形遺産に登録されましたし、外国で理解が広まるのはうれしいことです。

 お次は「自家製豆腐 柿と茶葉の胡桃和えソース」です。これがまるで胡麻豆腐のようなねっとりとした食感で、とてもおいしかったです。自家製というのがすごいですね。

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この食感がとてもよかったです

 これには同じく小玉酒造で、「太平山 澄月(ちょうげつ)生もと無濾過生原酒 純米吟醸」を。これはしっかりとした味で、プレートによると若い柿や干し草のような香りとのこと。確かに個性的な印象です。

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和食の代表、天麩羅の登場です

 そして「牡丹海老の天麩羅」。自家製天つゆまたは抹茶塩でいただきます。上品な海老の味を味わうように、天つゆは控えめで……(でも天つゆおいしいです)。辛口の「辻善兵衛 きもと純米 夢錦」とともにいただきました。すっきりしていて、いくらでも飲めそうです。

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脂の乗った銀ダラはライター久保田の好物です

 ここでお魚料理が登場。「銀ダラの西京焼きとシーバスの岩塩焼き 2種盛」です。京都の味噌で漬けた、脂の乗った銀ダラと、さっぱりと岩塩で焼いたシーバスのどちらも楽しめるのがいいですね。イチョウの形に抜いた山芋もおいしかったです。お酒は「東力士 熟露枯(うろこ) 山廃純米原酒」。なんでも栃木・島崎酒造の洞窟内で2年以上かけて熟成したという、まろやかな味でした。

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意外にさっぱり、お腹がいっぱいになってきた頃でも食べられます

 お肉料理は「牛タンの田楽味噌ソース」。濃厚そうに見えますが、お肉はとてもさっぱりしていました。そろそろお腹も満たされてきた頃なので、このさっぱりさがうれしいです。合わせたのは「千曲錦 寒仕込純米」。長野の千曲酒造のお酒で、柔らかで、コクがありました。

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お食事の最後はご飯とおみおつけ

 最後のお酒は兵庫にある本田商店の「龍力ドラゴン エピソード3 純米」。日本酒らしからぬ、おもしろい名前ですよね。香りは控えめで、飲みやすい味でした。「栗キノコご飯」、「おみおつけ」とともにいただきます。なお、私たちはおみおつけはご飯と一緒に最後に出していただきましたが、ドイツ人の感覚ではスープはコースのいちばん最初に出るものなので、通常は最初に出しているそうです。でも、リクエストすれば最後にしてくださいます。「栗キノコご飯」にはイクラも載っていて、その組み合わせがおもしろかったです。

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デザートは4品の中から選びました


 そして〆にデザート。4種類の中から選べて、松永さんは「峰岡豆腐」という名のプリンを、私はグレープフルーツの寒天ジュレを選びました。ここでさらにデザート用の酒ペアリングも登場という驚き。左から千曲錦酒造「帰山 参番 純米吟醸」、賀茂泉酒造「SUMMER SNOW にごり純米吟醸」、榎酒造「華鳩 貴醸酒」です。峰岡豆腐には「SUMMER SNOW」が、グレープフルーツの寒天ジュレには「帰山 参番」がおすすめだそうです。

 渡邉さんの夫で、同じくZenkichi Berlinを経営するショール・マーグリースさんは「日本人の料理人で、本物の和食を提供して、日本の食文化を広めたいんです」と話します。”創作”ではなく、あくまでも本物を追求しており、今後は日本の食材をドイツに輸入したり、日独の食のかけ橋として活動したいとのことでした。

 こうして熱意を持って活動する人が何人もいるから、ベルリンの和食と日本酒シーンも、熱くなっているのだと思います。これだけのお料理とお酒ですから、気軽に通えるわけではありませんが、当日は平日だったにもかかわらず店内は満席。それだけ価値がわかる人が増えたということでしょう。行かれる際は、事前の予約をおすすめします(以下のお店のHPから予約できます)。

 ゆったりと食事とお酒を味わって、とっても贅沢なひとときでした。ベルリンで満足できる和食とお酒を愉しみたいとき、大切な人をもてなしたいときに行きたいレストランです。


Zenkichi Berlin ぜんきち ベルリン
住所 Johannisstr. 20, 10117 Berlin(ミッテ地区)
URL http://www.zenkichi.de/
営業時間 月-日 18:00- 
定休日 無休(1月1-2日は閉店)


text and photo
久保田由希(Kubota, Yuki)
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出版社勤務を経てフリーライターに。2002年よりベルリン在住。著書や雑誌を通してベルリン・ドイツのライフスタイルを発信中。『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『歩いてまわる小さなベルリン』『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)ほか著書多数。http://www.kubomaga.com/


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シェアのディナーコースがおすすめ!ベルリン最新ダイニングバー {Night Kitchen}

Posted by osanpoberlin on 23.2017 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
 本当に、ここ数年のベルリンはすごい勢いで変わっています。変化に加速度がついてますね。

 今回ご紹介するNight Kitchen(ナイト・キッチン)も、新しいベルリンの象徴になるお店。先月(2017年9月)に正式オープンしたばかりのダイニングバーです。おさんぽ隊員こと、ガイド松永とわたくしライター久保田がなんとお店からお招き(!)いただいたので、写真たっぷりでレポートします!

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photo:Boaz Arad

 Night Kitchenはモダンスタイルの地中海料理と、おいしいカクテルを味わえるダイニングバー。本店はテルアビブにあり、ベルリンのオープニングのために、オーナーさんも移ってきたそうなんです。

 地中海料理といえばシーフードですよね。ベルリンでは食べる機会が少ないので、おさんぽ隊員のふたりともハイテンションで席に着きます。

 そこへスタッフさんが「ご来店は初めて? メニューの料理は単品でも注文できますが、おすすめは ”Dinner with Friends” のコースよ」(←英語)と説明してくれます。

 ほうほう。確かにメニューの右上に載っています。1人32ユーロで、メニューにある料理をいい感じでコースに仕立ててくれるんです。好みや食べたい料理、アレルギーなどを伝えたら、あとはおまかせ。こういうの、日本人には嬉しくないですか?

 松永さんも私も、メニューにあるタコ料理に目が釘付け。魚のタタキも気になるね、ということで食べたい料理をコースに盛り込んでもらうようにリクエストして、席で待ちます。
 その間にまずは乾杯ということで。松永さんは南ドイツ・アルゴイ地方の醸造所"Meckatzer Weiß Gold”のビールを、私はウォッカベースのカクテル”Kosmopolish”をチョイス。

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 最初に運ばれてきたのは、トマトとチリのピリ辛ソースに包まれた帆立貝。冷菜かな?と思って器を手に取ると、ほんわかあったか。

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 (松永:以下M)「やっぱりシーフードはおいしい〜」
 (久保田:以下K)「ホタテとピリ辛って合うんだね〜」

 おいしいものを食べるって、それだけですっごい幸せなんですよね。ベルリンにいると、ふだんの食生活がシンプルゆえに(それはそれでおいしいんですけどね)、より幸せ感が大きいんですよ。

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 そしてトマトのカルパッチョ(右)と、イエローテイル(ブリ、ハマチなどの魚らしいです)のタタキ。どちらも大皿に盛られていて、各自シェアするのがこの ”Dinner with Friends” コースの特徴です。

 ほらほら〜、先日も書きましたが、食べ物のシェア文化は着実にベルリンにやって来てますね。いいことだ!(ちなみにスタッフさんによると、やっぱりドイツ人は食べ物のシェアに慣れていないそうです)
 
 M「カルパッチョが花畑みたい〜」
 K「魚とバッファローモッツァレラの組み合わせもおもしろい〜」

 トマトは実は2種類あって、見た目はふわっとしていますが、柔らかさの中にも噛みごたえがありました。

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 私の密かなお気に入りは、自家製ブリオッシュとタヒニ(タヒン、ゴマペースト)入りホイップバター。この組み合わせは無限に食べられそう。メニューにはbredとありますが、ほんのり甘く柔らかくて、どちらかというとケーキ感覚です。

 ここで松永さん、ビールからワインに移行。相変わらずピッチ速いです。

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 お次は、ジャーン! お待ちかねのタコと、ムール貝・アサリのサラダ! ぷりっとしたタコにエルサレムアーティチョーク、マカデミアナッツを合わせて、ホースラディッシュのソース。食感も味も多面的です。

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 サラダは貝2種類とホウレン草、パセリにベーコン。カリッとしたサイコロ状のガーリックブレッドも入っています。あ〜も〜、貝の出汁ってなんでこんなにおいしいんでしょうねえ。

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 ぼちぼち日もくれてきて、いい雰囲気になってきました。ちょっと店内インテリアを見学したくてキョロキョロ。よく見るとくるみ割り人形が飾ってあったりして、さりげないヴィンテージ感が漂います。

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photo:Boaz Arad

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photo:Boaz Arad

 この壁紙(↓)が、私の中ではロンドンっぽい感じがするんですよ。色とデザインかな。

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5品食べて、そろそろお腹いっぱい。この辺でデザートです。

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 あれ……植木鉢……? 植わっているフレッシュなラズベリーを食べろというのでしょうか。

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 すくってみると、それはコクのあるティラミス。土らしきものはコーヒークランブルでした。

 いろいろ食べられてすっかり満足です。これだけ品数が来て1人32ユーロ、パン3ユーロはかなりお値打ちじゃないですか? 英語が中心だから旅行者も訪れやすいでしょうし、新しいものが好きな人にもぴったり。おひとり様でも、カウンターでお酒を飲みながら軽くつまめるから大丈夫そう。
 ちゃんとした料理もいただけるバーって、これまでそんなになかったと思うんですよね。

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 場所はミッテのHeckmann-Höfeの中庭に立つ、19世紀のレンガの建物。このロケーションもわくわくしますね。ご招待いただいたから褒めちぎっているのではなく、本当におすすめですよ。


Night Kitchen ナイトキッチン
住所 Oranienburger Str. 32, 10117 Berlin(ミッテ地区)
URL https://www.nightkitchenberlin.com/
営業時間 月-日 17:00- 
定休日 無休


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掟破りのビアレストラン {BRLO BRWHOUSE}

Posted by osanpoberlin on 31.2017 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
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ガラス越しに醸造所の様子も見えますよ


 今回はわたくしライター久保田由希が、ずーーーっと紹介したかったビアレストランについて書きますよ。
 ベルリンのマイクロブルワリー(小規模醸造所)BRLO(名前の発音は「ベルロでもブルロでもなんでもいいんですよ」とのこと)が昨秋オープンした、BRLO BRWHOUSE(ベルロ・ブルーハウス)。ここは何かと型破りなんですよ。

 まずビアレストランなのに、フードメニューが野菜中心。肉料理も多少あるんですが、主役は野菜です。燻製や発酵させることで、ビールに合うようにしているそうです。

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これはMサイズ&追加でお肉のリブ。野菜料理の盛り付けもきれい


 さらに驚きなのが、シェアを前提としたフードメニューがあること。メインの野菜料理(Gemüse)、副菜(Beilagen)、小皿(on Top)の3つのカテゴリーの中から好きなものを選んで組み合わせるシステムで、S・M・Lの3つのサイズによって各カテゴリーから選べるお皿の数が変わります。

 例えばMサイズなら野菜料理3皿、副菜2皿、小皿を3つ選びますが、料理とともに人数分のとりわけ皿まで出てくるんです!
 ……って「そんなの当たり前でしょ」って思いますよね? でもドイツでは、ぜ〜んぜん当たり前じゃないんですよ! 料理をシェアする習慣なんかないですからね。「ひと口味見」とかありません。あたしの料理はあたしのもの。それがドイツです。
 だからシェア前提の料理メニューを見て「あー、ベルリンも変わったなー。外国人も観光客も多いベルリンだからできたのかなー」と感慨にふけりました。

 ビールは当然おいしいです。私はここのビール、大好きです。BRLOのビール以外のマイクロブルワリーのビールも飲めて、シーズンごとに変わります。

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5種のビールが飲めるTasting Board

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Tasting Boardに一口フードの付いたFood Pairingセット


 初めて行く方なら、5種類のBRLOのビールが0.15リットルずつ飲めるTasting Board(テイスティング・ボード)9.50ユーロがおすすめです。要は飲み比べセットですね。
 この飲み比べセットには一口フードが付いたFood Pairingセット(12ユーロ)と、Käse Pairing(ケーゼ・ペアリング=チーズペアリング)のセット(14.50)もあります。これもすっごくいいですよ。ビールだけでもおいしいのに、フードやチーズとともに飲むとまったく新たな世界が目の前に広がりますから。

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2階席も、屋外ガーデンもあります。ガーデン席にはガーデン用メニューがあります


 じつはこのレストランについて、もうすぐ始まる新連載で取材をして書いたので、そのときはまたお知らせします! 場所は地下鉄U1/2線 Gleisdreieck駅のすぐ脇です。スタッフはインターナショナルなので、英語でも大丈夫。人気店なので、予約をしてください。予約はお店のHP(下記参照)からできます。

 ベルリンの今年の夏はちょっと欲求不満でしたが、おいしいビールはいつ飲んでもおいしいですからね!
 (text and photo_Yuki Kubota)


BRLO BRWHOUSE ベルロ・ブルーハウス
住所 Schöneberger Str. 16, 10963 Berlin(クロイツベルク地区)
URL http://www.brlo-brwhouse.de/
営業時間 火-金 17:00- 土日12:00-
定休日 月


↓ベルリン行くなら、まずこの本!
「おさんぽベルリン」の久保田由希が書いた『歩いてまわる小さなベルリン』

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炉端焼きレストラン&バーがオープン!{Life berlin}

Posted by osanpoberlin on 09.2017 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
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 日本食のお店が次々と増えていっているベルリン、今度は炉端焼きレストラン&バーがオープンしたんですよ。嬉しいことに、ガイド松永とわたくしライター久保田のおさんぽ隊員がオープニングパーティーにお呼ばれしたので、その模様をお伝えします。

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 ノイケルンのMaybachufer沿いにできたLife berlin。入り口には漢字二文字が書かれた白い提灯がかかっています。
 えーっと、これなんて読むんだろう……とぼんやり考えていたら、横から松永さんが「これでライフって読むんじゃない?」と一言。そうか、あったまいい。

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入り口の提灯にも店内の暖簾にも店名が


 入り口を入るとそこはバー空間。お食事までちょっと時間があるとのことで、まずはビールを。メーカーはアサヒでした。それ以外に日本酒や焼酎もあって、日本酒のラインナップは獺祭、大関、八海山です。
 私が個人的におすすめしたいお酒が、レモンサワーです。味がしっかりしていて、おいしかったんですよ。サワーが飲めるお店は、ベルリンではまだ少ないですし。

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また飲みたいレモンサワー


 オープニングパーティーのお食事だったので、前菜、お刺身、うどんにすき焼きなどなど本当にたくさんいただいたんですが、中でも串焼き&串揚げがよかったです。やっぱり炉端焼きの店だから?
 ねぎまとトンカツ串とレタス巻きの3本でしたが、レタス巻きは初めてのおいしさでした。レタスが何層にも重なっていて、噛むとシャキシャキという歯ごたえ。新鮮な食感でした。

 職人さんが目の前で焼いてくれるから、よりおいしそう。席はカウンターとテーブル席がありますが、カウンター席のほうが炉端焼きの雰囲気を味わえていいと思います。カウンターで料理人が作るスタイルは、寿司や鉄板焼きではおなじみだけど、炉端焼きは珍しいのではないかな。


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右端がレタス巻きです

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目の前で焼いてくれるのがいいですね


 とり釜飯は目の前で炊き上げてくれました。お釜から徐々に蒸気が上がってくるのがショーのよう。デザートまでどれもこれも、すっかり食べきりました。

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蒸気がプシューッ


 お昼もやっているそうなので、まずはランチを試してみてもいいかも。ベジタリアン・ビーガンメニューももちろんあるそうです。
 チューハイや焼酎を知らないドイツ人と一緒にバーに行くのも楽しそう。今回は飲みませんでしたが、コーヒー焼酎というのも気になっています。
 お寿司やラーメンだけでない日本食が、ベルリンに広まりつつありますね。
 (text and photo_Yuki Kubota)


Life berlin ライフ・ベルリン
住所 Maybachufer 39, 12047 Berlin(ノイケルン地区)
TEL 030 23561730
URL https://www.facebook.com/lifeberlinlife/
営業時間 火−日 ランチ12:00-15:00 ディナー18:00-24:00 バー18:00-2:00(火−木)18:00-3:00(金・土)18:00-24:00(日)
定休日 月


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