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メリー・クリスマス

Posted by osanpoberlin on 24.2016 未分類   0 comments   0 trackback

日本人パティシエの、おいしく美しいフランス菓子をいただけるカフェ!{Café Komine}

Posted by osanpoberlin on 17.2016 Cafés カフェ   0 comments   0 trackback
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ケーキは毎日7〜8種類

 おいしいフランス菓子を食べたい人! 
 美しいケーキを手土産にしたい人!

 そんなみなさんに、ぜひともご紹介したいカフェCafé Komine (カフェ・コミネ)が、西ベルリンにできました!

 オーナーは、ル・コルドン・ブルー東京校でフランス菓子を学んだ小峯晋(こみね・しん)さん。ケーキ作りも接客も行っています。

 小峯さんの作るケーキは、まず見た目の美しさにうっとりします。ツヤツヤに輝くムースに、レースのようなクリーム。食べてしまうのが惜しいほどです。

 そして、本当においしい。
 控えめな甘さとフルーツの酸味の絶妙なハーモニー。サクッとした生地と、舌の上で柔らかくとろけるクリームというように、一つのケーキでいくつもの味と食感を楽しめるんです。

 モンブランのような、日本では大人気でも、ベルリンではまずお目にかかれないケーキがあるのも嬉しいです!

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手前はBlanc et rouge (ヴァニラとホワイトチョコムースとベリーのコンポート)、奥はChoux Matcha(抹茶シュークリーム)

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テーブルごとに荷物を置けるラックがあるのも、細やかな気配り。日本のよう!


 上品な雰囲気の店内でケーキとお茶をいただくのもいいですし、お土産にテイクアウトすることも可能です。
 テイクアウトには、ちゃんと箱に入れてくれますよ。
 この感覚は、日本人には嬉しくないですか? ベルリンだと紙皿の上にケーキを横に寝かせて、その上から紙で包んでしまいますもんね。それだとせっかくのデコレーションが崩れてしまって残念。ドイツ人は気にする人が少ないようですが、私はきれいなケーキをそのままの状態でテイクアウトしたいなあと思っているんです。だから箱入りは嬉しいです。

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ロゴマーク入りの箱に入れてお持ち帰り

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店頭の赤い日よけが目印


 小峯さんはじつはチェロ奏者で、ベルリンで活躍していました。それがなぜパティシエとなり、カフェオープンに至ったのかは、私が連載しているYOUNG GERMANY「ドイツで羽ばたく日本人」で近日中に公開します。公開時には告知しますので、気になる方はそちらもお楽しみに。

*2016年12月21日追記*
YOUNG GERMANY「ドイツで羽ばたく日本人」で小峯さんのインタビューが公開されました! 以下をクリックしてください。
チェロ奏者からパティシエに転身、カフェ開業へ 小峯晋さん


 おいしいものを食べたときって、「しあわせ〜」って思いますよね。Café Komineで幸せなひとときをお過ごしください。
 (text and photo_Yuki Kubota)

Café Komine カフェ・コミネ
住所 Welserstr. 13-15, 10777 Berlin(シェーネベルク地区)
URL http://www.cafekomine.de/
https://www.facebook.com/cafekomine/
営業時間 水〜土 12:30 - 19:00 日12:30-18:00
定休日 月・火


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スペシャルティーコーヒーの人気店「THE BARN」が新店舗をクーダムにオープン!

Posted by osanpoberlin on 07.2016 Cafés カフェ   0 comments   0 trackback
 「ついに、旧西ベルリン側にもサードウェーブコーヒーの波が来たか......!」と感じました。

 今やヨーロッパの中でも、「カフェといえばベルリン」と言っても過言ではないほど、ありとあらゆるタイプのカフェが乱立するベルリン。でも、美味しいエスプレッソやカフェラテが気軽に飲めるようになったのは、まだここ10年ほどのこと。

 その中で、「THE BARN ザ・バーン」が第一号店を開いたのが2010年。サードウェーブコーヒーの店として、ベルリンで最も有名なカフェのひとつになりました。以降、コーヒーブームに乗って、豆や淹れ方、味にこだわるコーヒー専門カフェが一気に増えました。

 が、そのほとんどは旧東ベルリンエリアのミッテやプレンツラウアーベルク、フリードリヒスハイン地区に集中していて、旧西側にはなかなかその恩恵が及ばなかったのです。

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一杯ずつ丁寧に淹れられたコーヒー。味の特徴や、美味しくいただくための飲み方も説明してくれます。

 ベルリンで City-West と呼ばれるクーダムを中心とした旧西ベルリンの繁華街エリアは、ベルリンの壁の崩壊後にいったんトレンドを東側に持って行かれて、2000年代はちょっとさびれた感じになっていたのです。

 それに、すでにこちら側は不動産が埋まっていて、新規で個人店が開業できるような場所はなかったというのも、小さなカフェが旧西側に増えなかった理由のひとつだと思います。

 でもここ5-6年でクーダム周辺もどんどん生まれ変わり、新しいホテルやショップが続々とオープンしてますし、古い建物が取り壊されて大規模な工事が続く、再開発真っ只中エリアになっています。

 通り沿いには、10-20代の若い層をターゲットにしたファストファッションのブランドがずらりと並び、毎日多くのショッピング客で賑わうようになりました。

 とはいえ、この通りが賑わっているのは、壁の崩壊前の1980年代まで、クーダムでは当たり前の光景だったはず。

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ナチュラルな木製の家具で統一された、こぢんまりとした店内。

 今回、THE BARN の3店舗目となる「THE BARN CAFÉ KRANZLER」ができたのも、もともとは1938年にオープンした「Café Kranzler」という旧西ベルリンを代表するカフェだった場所。年配のベルリーナーにとっては、今でも「古き良き思い出のカフェ」があった所です。

 そのため、THE BARN のオープンにあたっては地元新聞にも大きな記事が載り、「昔のほうが良かった。」という年配客の声と、「ここのコーヒーは最高!」という若い世代の声が比較されていましたよ。

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過去にこの場所にあったカフェを知る年配客には、残念ながら不評なようです。

 あ、全然お店やコーヒーの味に触れてませんね(笑)。 同じコーヒーを飲むなら、広々とした2号店「THE BARN ROASTERY」や、こぢんまりとしながらも雰囲気のよい1号店「THE BARN COFFEESHOP」のほうがいいとは思います。いずれにしても、ストイックに「コーヒー好きによる、コーヒー好きのための店」で、ペットやベビーカーはお断り。

 でも、この3号店は、何度も言いますがこういう店が City-West にできた、というところに意味があると私は感じたのですよ。そんな話題のスポットでコーヒーを飲んでみたい方は、ぜひクーダムへ! Zoo(動物園)駅からも徒歩すぐです。
 
THE BARN CAFÉ KRANZLER ザ・バーン カフェ クランツラー
Kurfürstendamm 18, 10719 Berlin (U-Kurfürstendamm 駅すぐ)
営業時間:毎日 10:00 - 20:00
http://barn.bigcartel.com/

(text and photo_Akiko Matsunaga)


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クリスマスマーケットで会える、白装束の人物って?

Posted by osanpoberlin on 05.2016 Feste イベント・お祭り   0 comments   0 trackback
 チリン、チリン……。
 どこからか、明るい鈴の音が聞こえてきました。
 音の方に目をやると、人垣の向こうに、どうしても見たかった白装束を着けた人の姿がありました。

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ひと目見たくて、ベルリンから1時間かけて来たんです


 こんにちは。ライターの久保田由希です。
 今回はベルリン近郊のシュプレーヴァルトで4日間だけ開かれる、クリスマスマーケットのお話をします。

***

 ベルリンから列車で1時間ほど南下したニーダーラウジッツ地方に、シュプレーヴァルト(シュプレーの森)という森があります。ベルリンの中央を横切るシュプレー川の支流がいくつも流れる森は、ユネスコ生物圏保護区にも登録されています。

 水と緑に囲まれたこの地での楽しみは、サイクリングや小舟で水路を巡ること。本来ならば、夏に訪れる場所です。

 しかし辺り一面に霜が降りている第2アドヴェント(今年2016年は12月4日)の日に、私はシュプレーヴァルトの主要駅であるLübbenau(リュッベナウ)に降り立ちました。

 以前写真で見た白い衣装の女性を、どうしてもこの目で見たかったのです。

 シュプレーヴァルトがあるニーダーラウジッツとその南部のオーバーラウジッツ地域は、お隣ポーランドにほど近いドイツ。そこには、スラブ系少数民族であるソルブ人たちが暮らしています。
 彼らはドイツ国籍ですし、ドイツ語で生活していますが、民族としてはソルブ人。ドイツとは異なる固有の文化と言語を持っています。

 シュプレーヴァルトの森のなかに立つFreilandmuseum Lehde(野外ミュージアム・レーデ)というミュージアムでは、19世紀のソルブ人の農家の暮らしを再現しています。
 ここを拙著『かわいいドイツに、会いに行く』のために取材で訪れた数年前のこと。そこに置かれていたパンフレットをたまたま手に取り、目が釘付けになりました。

 表紙に写っていたのは、花の刺繍が施された真っ白い衣装を身に着けた、「おそらく」女性。
 おそらく、と書いたのは、顔がまったく見えないから。顔の部分は、まるで顔の前に白いカーテンが下りているかのように、ベールですっぽりと隠れているのです。

 その、あまりに強烈な衣装が頭から離れませんでした。きれいだけれど、同時に異様さも感じてしまう、ひと目見たら忘れられない姿。
 なぜこんな格好なのか。何をする人なのか。

 パンフレットを読むと、その白装束の人物には野外ミュージアム・レーデのクリスマスマーケットで会えることがわかりました。ここのクリスマスマーケットが開かれるのは第1・第2アドヴェントの週末、つまり計4日間のみ。その最終日に滑り込むように行ってきました。

 最寄り駅のリュッベナウは、ベルリン中央駅から地域快速RE列車で乗換なしの直通1時間5分。そこから水路巡りの小舟が出るGrosser SpreewaldHafen(シュプレーヴァルト港)まで20分ほど歩きます。そこが森への入り口でもあります。

 シュプレーヴァルトの森には300ともいわれる水路が走っており、カーンという小舟で移動します。船頭さんが漕いでくれる、20人も乗ればいっぱいの小さな舟です。

 野外ミュージアム・レーデには港から徒歩や車でも行かれますが、カーンに乗るのが風情があって楽しい。それにクリスマスマーケット期間は、港から野外ミュージアム・レーデまでの往復料金にミュージアムの入場料が含まれたコンビチケット(13ユーロ)があるので、それを買うのがいいと思います。

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旅情あふれる小さな船の旅


 港は思いのほか混雑していました。港でもクリスマスマーケットが開かれており、このマーケットも野外ミュージアム・レーデ同様、開催は第1・第2アドヴェントの週末の計4日間だけ。人が集まるのは当たり前かもしれません。

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夜の港のマーケットも雰囲気がいいです。シュプレーヴァルトの特産品がいろいろ

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ロマンティックな雰囲気


 港の一角にある窓口でコンビチケットを買い、カーンに乗船します。向かい合わせに並んだ小舟のベンチの真ん中にはテーブルがあり、クリスマス仕様の飾り付け。
 やがてスルスルと音もなくカーンが水面を滑り始めると、白い帽子をかぶった子どもがクリスマスの詩を朗読し始めました。

 野外ミュージアム・レーデまでは、カーンで約30分。お客さんのおしゃべりがなければ、あたりはひっそりとしています。夏に訪れたときのような鳥のさえずりはありません。いまは動植物たちはみんな休んでいるように見える、冷たい冬なのです。

 野外ミュージアム・レーデは敷地内に幾つもの建物があり、農民たちの寝室や台所、仕事ぶりが展示されています。
 ここのクリスマスマーケットは、こうした展示に融合して、民族衣装を着けたスタッフがクリスマスの歴史を語り、伝統工芸品や食べ物屋台が並びます。

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屋台は屋外と屋内の両方にあります


 私はここにはもう何回も訪れているので、展示内容はあらかた知っています。今日の目的は、白装束の人に会うこと。そしてそれが何かを知ることです。

 勇んで建物の一つに入ると、そこでは民族衣装の男性がちょうどそれについて話しているところでした。

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歌も交えての大エンターテインメントでした


「Bescherkind(ベシェアキント)は、この地域の習慣で、クリスマス前にプレゼントを配って回るんだ。でも聖なる存在だから、誰にも見られちゃいけないし、声も聞かれてはいけない。だから白いベールで顔を覆っていて、声も発しないんだ。ベシェアキントにはお供の女性がついて歩くんだよ。
ベシェアキントの習慣はずっと続いている村もあれば、いったん消滅したところもあった。今また伝統が復活しているんだ」

 なるほど。白装束の人はベシェアキントと呼ばれる存在なのですね。
 bescheren(ベシェーレン)とは、ドイツ語で「クリスマスにプレゼントを贈る」という意味。ドイツ文化ではその役割はクリストキントやサンタクロースが担っていますが、ソルブ人の伝統ではそれがベシェアキントに当たるわけです。

 でも一体、どこで会えるの……。逸る心を抑えきれずに係員の人に尋ねると「会場内を随時回っています」との答え。
 ここにいれば、きっといつかはベシェアキントに会える。そう思うと急に空腹を感じ、屋台や実演展示も気になり始めました。

 ここの屋台は、ちょっと特別。地元の女性が生み出した手仕事の品があって、気になるものばかりです。手編みの品、布もの、ロマンティックなリース、木靴。そういったものが好きな人にはたまらないと思います。グリューヴァイン(スパイス入りホットワイン)などの温かい飲み物や食べ物があるのは、言うまでもありません。

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糸紡ぎの実演も見学できます


 暖かそうな手編みの真っ白い毛糸の靴下を買って外へ出ると、聞こえてきたのです、チリン、チリンという鈴の音が!

 そこにはお供の女性に手を取られて歩く、白い衣装をまとったベシェアキントの姿がありました。

 ベシェアキントは束ねた枝を手に持ち、すれ違う人たちの方をその枝で優しく触れ、頬をなでています。そしてお供の女性がその人にクルミを渡していました。こうして幸せと健康がもたらされるのだそうです。

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優しく肩に触れています


 あとで調べたところによると、ベシェアキントになるのは村の若い女性で、この任務につくと翌年にはその村で最初に結婚できると言われているそうです。
 頭にいただく冠は、結婚式でかぶるもの。きれいな刺繍が施された衣装も、よく見れば花嫁衣装のようです。
 花嫁衣装は綿帽子や、白いベールで顔が見えないもの。聖なる存在であるベシェアキントが顔を覆っている理由が、なんとなくわかったような気がしました。

 ベシェアキントと一緒に写真に収まる子どもたち。枝で肩に触れてもらった老夫婦。来年も幸せで健康でありますように。

 あ、私は写真を撮るのに夢中で、ベシェアキントに触れてもらっていませんでした……。
 (text and photo_Yuki Kubota)

シュプレーヴァルト(リュッベナウ)のクリスマスプログラム(ドイツ語) 
http://www.spreewald-weihnacht.de/spreewaldweihnacht

Freilandmuseum Lehde(野外ミュージアム・レーデ)(ドイツ語) 
http://www.museum-osl.de/verzeichnis/objekt.php?mandat=96971

*野外ミュージアム・レーデと港のクリスマスマーケット開催期間:どちらも第1・第2アドヴェントの土日(年によって変動。11月26日から12月10日までの間の2回の土日で、2017年は12月2・3日と12月9・10日)

*野外ミュージアム・レーデまでの往復カーン料金と野外ミュージアム・レーデの入場料がセットになったコンビチケット:大人13ユーロ(当日のみ有効)。港の建物内にある窓口で購入できます。

*野外ミュージアム・レーデのクリスマスマーケットには入場料6ユーロが必要です(コンビチケットには含まれています)。クリスマスマーケット期間以外は冬季休業です。

*港のクリスマスマーケットは入場料無料です。

*野外ミュージアム・レーデとソルブ人の民族衣装については拙著『かわいいドイツに、会いに行く』で詳しくご紹介しています。
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*ドイツのクリスマスについては拙著『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』で詳しくご紹介しています。
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手前味噌で恐縮ですが、この2冊をお読みいただくと、この世界により深く触れていただけると思います。どちらも全力を尽くして書いた、おすすめできる内容なので、ご笑覧いただければ幸いです。


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「おさんぽベルリン」の久保田由希が書いた『歩いてまわる小さなベルリン』

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