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ベルリナーレで『小さいおうち』を観てきました

Posted by osanpoberlin on 16.2014 Feste イベント・お祭り   0 comments   0 trackback
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一度入ってみたかったFriedrichstadt-Palast(フリードリヒシュタット・パラスト)

 ベルリン国際映画祭「ベルリナーレ」で、山田洋次監督の『小さいおうち』を観てきました。

 正直に告白すると、実はこの映画のチケットを買ったのは、作品に対する興味よりも、どちらかというと会場であるFriedrichstadt-Palast(フリードリヒシュタット・パラスト)に入ってみたいという好奇心からでした。

 この会場は、普段は映画館ではなく、きらびやかなレビューが開かれている場所なのです。華やかな外観を眺めては、一度入りたいと思っていました。
 レビューとは縁のない私が、会場に入るチャンスがあるとしたら、ベルリナーレのときぐらい。だから、ここで上映される『小さいおうち』のチケットを買ったのです。
 そんなわけで、私にとって今日は「Friedrichstadt-Palastに入る」という、長年の小さな夢を叶える日でした。

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上映前に浮かれまくって、内装を撮りまくりました

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もうすぐ始まります


 でも映画を観たら、建物は二の次になりました。それだけ作品がよかった、というか、いろいろ感じましたから。

 この作品は、第二次世界大戦前から戦争に突入する時代が舞台となっています。もちろん自分はその時代を知らないのですが、作品に登場する昭和モダンな家や、割烹着とかに妙な郷愁を覚えるんですよ。

 日本に住んでいたときは、歴史なんてまったく興味がなかったのですが、ベルリンに住むようになって、過去と現在はつながっているのだということを、知らぬ間に意識するようになりました。
 ベルリンでは、ドイツが第二次世界大戦時に犯したことへの警告碑があちこちに立っています。建物は戦前のものが多く、戦中の傷跡が残っているものもあります。
 そういうのを見ると、時はずっとつながっているのだ、と強く思うんですね。

 そんなわけで、映画の舞台は戦前〜戦中でしたが、何か懐かしい気がしました。
 そして、戦争に突入していくときの様子を観ていて、もう絶対に繰り返したくないと思いました。これに関しては、山田洋次監督がベルリンでコメントをしていたようです。

 あとは、昭和モダンな家のインテリアや、着物がとても素敵でしたね。照明も、今の時代のように隅々まで真っ白に明るいわけではなく、非常に美しかったです。
 まあ、映画ですから、実際の家屋や着物がそこまで美しかったかどうかはわかりませんが。

 私はこの映画を外国で観ているので、たぶん「自分は日本人」という感情がより強くなっていると思います。きっと日本で観たら、また違う感想を持つかもしれません。
 上映中にボロ泣きしていたら、隣席の若い女性が私にポケットティッシュをくれました。

 会場は、圧倒的に欧州の人々が多くて、アジア人は少なかったです。上映中は、笑うはずのない部分で笑いが起きるなどの違和感のある反応はなかったです。
 上映後は会場から拍手が起こりました。

 そして帰宅したら嬉しいニュース! この作品で主演していた黒木華(はる)さんが、ベルリナーレで最優秀女優賞を受賞しました! 日本人女性の受賞は、4人目なんですって。最近では、2010年に寺島しのぶさんが『キャタピラー』で受賞しています。

 その作品を鑑賞できてよかったです。あ、会場の内装も見られて満足でした。
 
 ベルリナーレ各賞受賞については、公式ページをご覧ください。
(text and photo_Yuki Kubota)

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上映後の会場。次回作品を観る人の列が


第64回ベルリン国際映画祭「ベルリナーレ」
会期:2014年2月6日(木)〜16日(日)
住所:ベルリン各地(詳細はHP参照)
HP:http://www.berlinale.de/


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