Loading…

古い薪窯のパンミュージアム{Museum Bäckerei Pankow}

Posted by osanpoberlin on 08.2014 Essen 食材・旬の食べ物   0 comments   0 trackback
P1140455.jpg
これが薪窯です。薪はブナだそうです


 私、ミュージアム好きなんですよ。しかもこう、こぢんまりしたものが。

 そんなミュージアム好きの心をくすぐるのが、今回ご紹介するMuseum Bäckerei Pankow(ムゼーウム・ベッケライ・パンコウ=パンコウ地区のパンミュージアム)です。

 ここでは、パンを焼く古い薪窯があります。窯がある工房のお隣に立っている家にはパン職人が住んでいたそうで、1875年からここでパンを焼いていたそうなんですよ。

 その後職人家族はいなくなったのですが、2006年になって大規模ビオ(オーガニック)パン工房のMärkisches Landbrot(メルキッシェス・ラントブロート)が、この窯のある工房を借りて、パンを焼きだしたのです。

P1140435.jpg
焼きたてパン、登場〜!


 現在毎週火・水・金曜の15〜18時まで、この窯で焼いたパンをここで売っています。私は14時ぐらいに行ったら、ちょうど焼いているところでした。
 さらにこの日は特別公開デーだったので、窯の裏にある工房も見学できました。

P1140439.jpg
工房内の石臼。これで小麦やライ麦などを挽きます


 これは工房内の石臼。上から穀物を入れると、下から粉になって出てきます。
 余談ですが、こうした石臼はビオのパン屋さんではよく使われています。例えばベルリンで最も古いビオのパン屋さんWeichardt(ヴァイヒャアト)では、お店のウィンドウから臼が見られますよ。

 さて、Museum Bäckerei Pankowの窯で焼かれるパンは、2種類。
 細長いPankower langと、丸いPankower rundです。

 Langの方は、小麦を中心にライ麦をブレンドしてあって、重さ1Kg。
 Rundの方はディンケル(スペルト小麦)にライ麦をブレンドしています。重さは750gと1500g(1.5Kg!)の2種類があります。ディンケルとは、小麦の祖先の種。小麦とは違った柔らかい味わいがあって、私は好きです。小麦アレルギーがある人も、大丈夫のようです。

 パンが1個が1Kgってすごいと思いますが、ドイツではこれが基準。こういうハード系パンは日持ちしますし(焼きたてより、数日後のほうが味が深まっていいと言われています)、ドイツ人は朝昼晩+間食と、とにかくしょっちゅうパンを食べているイメージがあります。日本とは消費量が桁違いなんですね。

 この2種類のパンを焼いているMärkisches Landbrotは、ビオ(オーガニック)のパン屋さんなので、もちろん素材はビオ。しかもビオの中でも最も基準が厳しいとされている、バイオ・ダイナミック農法のDemeter(デメター)ブランドの素材を使っています。
 だからちょっとお高いですけど、せっかく来たのだからと、Rundの750gを買いました。

IMG_9828.jpg
ドイツのハード系パンは、どっしりしていて、味わいがあります


 こんなふうに、薄く切って。そこにバターやジャム、ハム、チーズなどお好きなものを塗って・乗せて食べるのが、ドイツパンのおいしい食べ方です。かなり腹持ちいいですよ。

 写真は、友人からいただいたマスタードを塗ってみました。これにハムやゆで卵、スモークサーモンなどが素晴らしく合います。それだけで、ご馳走! 
 調理しなくてもいいから、実はドイツの食卓(ドイツでは朝だけでなく、夕食もパンだけで済ますことが多い)って面倒くさがりの人にはぴったりなんですよ。

 ところでこのミュージアム、実はパン窯だけでは終わらないんですよ。
 私の心をさらにくすぐる、もう一つのミュージアムがあるんです。それはまた次回にでも……。すぐには無理かもしれませんが、絶対書きますから。
(text and photo_Yuki Kubota)

P1140490.jpg
外観はこう。入って奥が窯がある工房


Museum Bäckerei Pankow
Wollankstr.130, 13187 Berlin 
URL http://www.landbrot.de/altpankow/
販売時間 火、水、金15:00〜18:00
定休日 月、木、土日


↓ブログランキングに参加しています。
いいね!の応援クリックよろしくお願いします!
Ein Klick unterstützt uns beim Blogranking. Danke!

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルリン情報へ
ベルリン情報がいっぱい♪


☆ドイツ・ベルリンに関するコラム執筆・取材・写真撮影や
コーディネート等のお問い合わせはこちらからどうぞ☆
(クリックすると、久保田由希のHPへ移動します)


★女性限定ホームステイやベルリン個人ガイドに
ついてのお問い合わせはこちらからどうぞ★
(↑クリックすると、松永明子のHPへ移動します)



関連記事


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://osanpoberlin.blog.fc2.com/tb.php/123-dd5b7cdc

検索フォーム