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アメリカ・クラフトビール界のパイオニア{ストーン ブリューイング STONE BREWING}がベルリンでも大人気!

Posted by osanpoberlin on 10.2018 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
 ビールの季節到来!!今年の春はとても天気がよく、4月以降すでに何度か25℃超えの夏日になっているベルリンです。

 というわけで。ず~っとお知らせしたかったスポットである、「ストーン ブリューイング ワールド ビストロ&ガーデンズ(STONE BREWING WORLD BISTRO & GARDENS)」を紹介します!

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 ストーン ブリューイング(STONE BREWING)は、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴで1996年に開業。アメリカのクラフトビールブームの火付け役でもあり、現在はアメリカ国内で9番目に規模の大きなクラフトビールメーカーです。

 そのストーン ブリューイングが、ヨーロッパ進出の拠点として選んだのがベルリン! すでに2015年に巨大な醸造所が完成。2016年には2400平方メートルの広大な敷地にレストラン&ガーデンもオープンして、季節を問わずにゆったりとした空間で美味しいビールと料理が楽しめるとあって、クラフトビール好きが集まる新名所となっています。

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 でも、これまでこのおさんぽベルリンブログなどで紹介していなかったのには理由がありまして...。

 それは、アクセスの悪さ(^^;)!少し郊外にあり、ベルリンを旅行で訪れる人にはちょっと行きにくいかな~と思い、おすすめし辛かったのです。

 オフィシャルサイトのアクセス案内はこちら(英語)←簡単にたどり着けるように書いてありますが、実際はかなりわかりづらいので注意。

 タクシーを使わずに行くなら、U6番線の南の終点、アルト・マリーエンドルフ(Alt-Mariendorf )駅からバス181番を利用するルートがおすすめ。最寄りのバス停グライナーシュトラーセ(Greinerstraße) からマリーエンパーク(Marienpark)という公園の敷地に入って200mほど歩くと、左側にこの看板が見えてきます。

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 看板のところで左折して、さらに200mほど歩くとやっと到着です!

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 建物も大きく、内部は広くてエリアによってインテリアの雰囲気も違います。写真はないのですが、エントランスは物販コーナーになっていて、オリジナルグッズの他、ここで醸造している缶ビール各種が購入できます。

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 気候の良い時期は、やっぱりガーデン席がおすすめ。レストランの料理が食べられるエリアと、ビールだけを楽しむビアガーデンエリアに分かれているので詳しくはスタッフに確認してみて。

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 タップビール(樽生ビール)の種類は、75種類!ストーン ブリューイングのオリジナルビールが20種類くらい、あとはドイツやベルギー、イギリスなどヨーロッパのマイクロブルワリーのビールがリストに並びます。(ビールのメニューはこちら☆

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 嬉しいのは、0,15ℓ から注文できること。最初に2~3種類味を比べてみて、それから気にいったものをまた0,3ℓや0,5ℓで飲むのもいいですね。 値段は、0,15ℓ 2,50€~、0,3ℓ 4,90€~。

 ビールは当然美味しいのですが、ここは料理も美味しい!どれもビールによく合う味付けで、メイン料理は12€~。少しずつシェアして食べるのもおすすめ。(料理のメニューはこちら☆

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SAUSAGE TRIO: STONE BRATWURST, PORK BRATWURST & MERGUEZ 18€ *写真が少し古いので、現在のメニューと若干違うかもしれません*

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KOREAN STYLE PORK RIBS WITH APRICOT 18€ *写真が少し古いので、現在のメニューと若干違うかもしれません*

 5月からは日曜・祝日の9~12時までブランチブッフェもスタート!ブルワリー見学ツアーも毎日開催ですし、コンサートなどの各種イベントもあるので、詳しくはホームページをチェックしてみてください。

 そして、「とはいえやっぱりちょっと行き辛そうな場所だなぁ...。」と思った方に朗報! 実は、プレンツラウアーベルク地区にも新しくストーン ブリューイングのバーができたんです☆ それについては、次回の記事をお楽しみに~!


ストーン ブリューイング ワールド ビストロ&ガーデンズ
STONE BREWING WORLD BISTRO & GARDENS
住所: Im Marienpark 23, 12107 Berlin
営業時間:毎日12:00~0:00(日曜 10:00~22:00)
URL: http://www.stonebrewing.eu/visit/bistros/berlin

(text and photo_Akiko Matsunaga)


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NHKドキュメンタリー「 世界入りにくい居酒屋」で紹介された {ヴィルヘルム・ヘック Wilhelm Hoeck 1892}

Posted by osanpoberlin on 24.2018 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
 去る2月15日に初回放送された、NHKドキュメンタリー「 世界入りにくい居酒屋」のベルリン編

 ベルリン在住日本人の間でも話題になっていて、居酒屋大好きなおさんぽベルリン 久保田&松永も「どこのどんな店が紹介されたんだろう~!?」とすごく気になっていました。

 そのお店は、旧西ベルリンのザ・地元密着繁華街、ヴィルマースドルフ通りで1892年から続く超老舗の『ヴィルヘルム・ヘック Wilhelm Hoeck 1892』でした。

 まずは、このNHK公式サイトの→「世界入りにくい居酒屋 編集後記」をご一読ください!これを読んだら行かずにはいられませんよね。

 というわけで、さっそく私たちも潜入してきましたよ!

 ↓店構えはこんな感じです。毎日11時から営業しているので、明るい時間から気軽に足を運べますよ~。

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 で、行ってからわかったのですがこのお店、実は居酒屋(クナイペ Kneipe)エリアとレストランエリアが分かれていて、居酒屋エリアは喫煙可なので、ものすごくタバコ臭い~~~(-_-;)。 (店舗向かって右側が居酒屋エリア、左側はレストラン。入口はそれぞれあるけど、内部でも繋がっています。)

 というわけで、NHKのドキュメンタリーでも紹介されていた居酒屋エリアはタバコを吸わない私たちにはちょっと厳しかったので、レストランエリアに陣取って、これぞ!ベルリン!!な食事を楽しむことにしましたよ。(メニューは共通でした。)

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 まずは、もちろんビール! 生ビールは、ベルリンの「ベルリーナー・キンドル Berliner Kindl」もあったのですが、なかなか生では見かけないチェコの「ピルスナー・ウルケル Pilsner Urquell」があったのでそちらをチョイス(美味しいんですよ!)。0.3ℓで2,60ユーロは、ベルリンではまだ良心的な価格です。

 つきだし的にサーブされたパンには、これまたドイツ!な「シュマルツSchmalz=ラード」が添えられていたのもポイント高し。

 そして、頼んだ料理はHPで見た時から気になっていた、「ベルリーナー・ハッペン Berliner Happen」。10数種類の小皿メニューから、好きなものを 3、6、もしくは9品選べるタパス的メニュー。3人で行ったので、9品を選んでオーダーしました。

 ともすれば大皿で一品完結、あっという間にお腹いっぱい!のドイツレストランにおいて、この「小ポーションで好きなものを少しずつ」というメニューがあるのは、居酒屋であれこれシェアする文化の日本人にはとてもありがたいものです。

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 じゃーん! まさか、こんなにきちんとひとつずつ小皿に盛りつけられて出てくると思っていなかったので、とても感動しました。これだけ(9品)頼んで19,50ユーロ(約2,600円)ということは、一皿約300円。居酒屋価格です!

 ベルリン名物は一通りそろっています。アイスバイン、カリーヴルスト、ケーニヒスベルガークロプセ etc. どれも、あっさりとした味付けで日本人の口に合う美味しさでした。

 それだけでは少し物足りなかったので、「バウアーン・フリューシュトゥック Bauernfrühstück(農夫の朝食)」と呼ばれる、ジャガイモたっぷりのオムレツ(7,50ユーロ)も追加。

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 そしたら、ちゃんと最初から3皿に分けて盛りつけてサーブしてくれたのに感動~~~!!(ここまで気が利くサービス、ベルリンではなかなかないですよー!) そう、これで1/3ですからね。1人前に、推定ジャガイモ5個、卵6個というボリュームです(笑)。
 
 これですっかりお腹も膨れたのですが、私たちには珍しくデザートも追加オーダーしました。「 ゲッターシュパイゼ Götterspeise (神々の食物)」がどんなものなのかが気になって、頼まずにいられなかったのです。

 それは、ベルリン名物のB級グルメビール(!?)ベルリーナー・ヴァイセを使ったこちら!(それどんなビール??という方はこちら→おさんぽベルリン久保田さんの過去ブログ『コレがベルリン名物「ベルリーナー・ヴァイセ」!』

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 要するに、甘いシロップ入りのビールをゼリーにして、生クリームをトッピングしたものでした。 決してまずくはなかったですが、これは4,50ユーロも払って頼まなくてもよかったかな(^^;)。

 3人で腹9分目食べて、2~3杯ビールを飲んで、チップをしっかり含めて1人20ユーロ(約2,700円)はとてもリーズナブルで、「正しい昔ながらの居酒屋価格」だと思いました。 とにかくサービスがよく、スタッフが親切でフレンドリーなのもすごくよかったです。

 私たちが頼んだような、タパス的ちまちまメニューを忙しい時間に大人数で頼んだら嫌がられるとは思いましたし、他のテーブル(平均年齢60歳くらいのドイツ人紳士淑女)はみんなアイスバインやシュニッツェルなどの定番メニューを頼んでいたので、次回はそんな「がっつりドイツメニュー」を頼んでゆっくり食事とビールを楽しみたいと思ったお店でした。

 居酒屋エリアはすごく雰囲気がよく内装も素敵だったので、ぜひまた(換気のよさそうな)夏に足を運んでみたいと思います。行ってみたいけど一人では心細い、という方は私たちがご一緒できるかもしれないのでぜひお声がけくださいね♪


ヴィルヘルム・ヘック Wilhelm Hoeck 1892
住所:Wilmersdorferstr. 149, 10585 Berlin
営業時間:毎日11:00~1:00
URL:http://wilhelm-hoeck.de/

(text and photo_Akiko Matsunaga/おさんぽベルリン写真部)


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人気セレクトショップのアウトレットで、お得にお買いもの

Posted by osanpoberlin on 01.2018 Shops ショップ   0 comments   0 trackback
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左下のお店がアウトレット。ロケーションもベルリンっぽいかも

 セレクトショップって、自分の趣味に合っていると好きなものがすぐに見つかっていいですよね。ベルリン発のセレクトショップでKauf Dich Glücklich(カウフ・ディヒ・グリュックリヒ)というお店があるんですが、ここ、私は好きなんです。

 もともとカフェ&ユーズド家具ショップとしてスタートしたんですが、たちまち人気が出て、その後はカフェと服、服と雑貨などコンセプトを広げて展開しています(それぞれのお店情報は文末のHPをご覧くださいね)。

 そしてなんと、アウトレットもあるんです。アウトレットって、いいものが見つかる可能性は低いかもしれませんが、もし気に入ったものがあれば超お買い得ですよね!?

 じつは先日出かけてきて、すっごーーーいお値打ちなお買いものをしちゃったんです。

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全身50ユーロ、アウトレットコーデ


 このワンピとサイドゴアブーツ、〆てなんと50ユーロ! 50ユーロですよ、奥さん!!
 もう靴とかね、安いのなら10ユーロからありますよ。限られたサイズしかありませんが、もしサイズ36(約23cm)なら期待できるかも?

 ほら、行ってみたくなりませんか? ってことで、アクセスです。

 まぁこの時代、Google Mapに住所を入力すればどこだって行けるんですが、ここはHof(ホーフ)、要するに奥まった中庭に面した建物にあるんです。道路からは見えないので、ちょっとわかりにくいんですね。まずはSバーンWedding(ヴェディング)駅で降りて、Gerichtstr.23の前まで行きます。住所のGoogle Mapリンクが文末にあるので、見てみてくださいね。

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道路から通路を入るとこういう光景。右下の黄色い看板が置かれている脇の通路を進みます

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こんなトンネルも抜けます


 基本的には道路から通路を奥へ、奥へと進んで行けばたどり着けます。最終的にいちばん上の写真にある入り口に着けばOK。それに、この店がある建物がいちばん奥。これ以上は先に進みようがないので間違えることもないと思います。

 ただしアウトレットですから、気に入ったものがあるとは限りませんよ。時間に余裕があって、なおかつ中を覗くだけでもOKぐらいの気持ちで行ってみてください。営業時間は木〜土曜日の3日間だけなのでご注意ください。

 時間があまりなくて、いいものを見つけたいという方は、以下のHPにあるアウトレット以外の3店舗に行くのがおすすめです。服を見たい方はRosenthaler Straße 17かKastanienallee 54のどちらかのお店へ。


Kauf Dich Glücklich Outlet カウフ・ディヒ・グリュックリヒ アウトレット
住所 Gerichtstraße 23, 13347 Berlin(ヴェディング地区)
URL http://www.kaufdichgluecklich-shop.de/berlin
営業時間 木-土 11:00-19:00 
定休日 日-水


text and photo
久保田由希(Kubota, Yuki)
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出版社勤務を経てフリーライターに。2002年よりベルリン在住。著書や雑誌を通してベルリン・ドイツのライフスタイルを発信中。『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『歩いてまわる小さなベルリン』『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)ほか著書多数。http://www.kubomaga.com/


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アディダスとBVG(ベルリン交通局)コラボのスニーカーが限定発売!

Posted by osanpoberlin on 10.2018 未分類   0 comments   0 trackback
 BVG(ベルリン交通局、ベー・ファオ・ゲー と読みます)はベルリン市内のUバーン(地下鉄)、バス、トラムを運営する企業。

 ここ数年、やたらエッジの効いたCMを流したり(⇒こちら☆)Uバーンの座席と同じ凄まじい色柄のオリジナルグッズを販売したりと(⇒こちら☆)、ドイツ広しといえどもベルリン以外ではありえないだろうふざけた戦略でベルリーナーをニヤリとさせています。

 で、今回もまた「えっ!」と驚くキャンペーンが登場したのでご紹介。


 なんと!


この限定販売スニーカーを履いていれば、2018年の乗車料金タダ!!!

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© @overkillshop / Overkill

 あまりの奇抜なアイデアに笑ってしまったのですが(笑)、ジョークではなく本気らしいです。公式ページはこちら⇒☆(写真は公式ページからお借りしてます。)

 アディダスとコラボした『EQT-Support 93/Berlin』は、限定500足で販売価格は180ユーロ。

 これを履いていれば、2018年12月末までBVGの交通機関(Uバーン、バス、トラム。*Sバーンは対象外)に乗り放題!とのことで、通常の1年間定期が700ユーロ以上することを考えるとものすごくお得です!

 販売は1月16日からadidas のフラッグシップストア、もしくはクロイツベルクのスニーカーショップOverkill Berlinにて。
・Adidas Originals Flagship Store (Berlin Mitte, Münzstraße 13-15)
・Overkill Berlin (Kreuzberg, Köpenicker Str. 195a)

 きっとあっという間に売り切れるのだと思いますが...。こういう遊び心いっぱいのキャンペーンを仕掛けるBVG、けっこう好きです。


(text_Akiko Matsunaga)


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ベルリンで愉しむ、日本酒と和食のマリアージュ

Posted by osanpoberlin on 30.2017 Restaurants/Bars レストラン・バー   0 comments   0 trackback
 ベルリンの食文化が急速に変わっているというニュースは、以前Night Kitchenをご紹介した回で書きました。それは和食と日本酒の分野にも当てはまります。もちろん、どちらも以前からベルリンにありましたが、この数年で飛躍的にレベルが上がっているんです。

 というのは、ハイレベルな和食レストランの誕生が続いたから。そうした店は、日本人の料理人が腕をふるい、選びぬいた日本酒が揃っています。

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Zenkichi Berlinの幻想的なエントランス Photo:Boaz Arad


 そうしたハイレベル和食レストランの先駆け的存在といえるのが、2015年にミッテ地区にオープンしたZenkichi Berlin(ぜんきち ベルリン)です。うれしいことに、おさんぽベルリンのガイド松永と、わたくしライター久保田がご招待いただきまして、食事と日本酒を堪能してまいりましたので、レポートしたいと思います。

 Zenkichi Berlinは、オーナーの渡邉基子さんが唎酒師(ききざけし)の資格を持っているのが大きなポイントです。唎酒師とは、好みや料理に合わせた銘柄をアドバイスできる知識を持つ人で、いわば日本酒版のソムリエといえるもの。渡邉さんが選んだ日本酒を、蔵元とのコネクションを生かしてZenkichiが直接取引で仕入れることで、ヨーロッパではここだけでしか出合えない希少なお酒を味わえるんです。

 地下へ続く階段を下りていくと、光に浮かび上がった日本酒の数々に圧倒されます。季節酒を含め常時 40 種類程度あるそうで、期待に胸がふくらみます。竹と、行灯を思わせる足元の照明が続く通路を、係の人についていきながらテーブル席へ。席の入り口は簾が下りていて、案内される際にスーッと上げてくれます。

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圧倒される日本酒の数々

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ちょっぴり迷路のような店内に心躍ります Photo:Stefan Kühne

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個室感覚の席です

 今回いただいたのは「冬のおまかせ」8品コースと、それに合わせた酒ペアリング。”Omakase”という日本語も、ベルリンの美食家の間では知られてきたと思います。料理メニューはオーナーの渡邉さんと、料理人の方々が相談して決めているそうで、もちろんお酒は、渡邉さんが料理に合わせてセレクトしたものです。

 まずは、Raw Tastingとして4品が登場。写真左下から時計回りに、「牛ハラミのタタキ」、「リードヴォーの南蛮漬け 柚子胡椒風味」、「牡蠣のポン酢ジュレ 伊予柑の香り」、「本日のお造り(ハマチ)」です。

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食べる順番に迷いますね

 ハマチはとっても新鮮で、海の遠いベルリンでこれだけおいしいお刺身をいただけるのは、本当にありがたいこと。生牡蠣もそうですね。牡蠣が持つ磯の風味に、いよかんの香りが重なり、ツルリとした食感がたまりません。久しぶりにおいしい生牡蠣を食べました。

 リードヴォーは仔牛の胸腺で、フレンチでよく使われる食材とか。柚子胡椒がピリリと利いています。そして牛ハラミのタタキは、柔らかいハラミと野菜が一緒になることで、さっぱりといただけました。

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それぞれのお酒の説明カードがついてきます

 お料理とともに運ばれてきたお酒は、3種類。それぞれに名前と説明が書かれたプレートがついており、「Raw Tastingにはこちらのフルーティーな香りの天巧をどうぞ」と説明してくださいます。肉も魚介もあるRaw Tastingの4品すべてに合うように選んだという、秋田の小玉醸造「太平山 天巧 純米大吟醸」をひと口。うん、香りがいいですね。ほんのり甘くて、飲みやすいです。牡蠣を食べてはひと口含み、リードヴォーを食べてまたひと口、というように、まさに日本酒と食事のマリアージュを堪能しました。

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ガイド松永、牡蠣を頂いてから……

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……お酒をひと口。最高!

 ベルリンで和食材を入手するのは、日本と同じようにはいきません。でもぜんきちでは、日本からの直接自社輸入にも力を入れているのだそうです。和食もユネスコ無形遺産に登録されましたし、外国で理解が広まるのはうれしいことです。

 お次は「自家製豆腐 柿と茶葉の胡桃和えソース」です。これがまるで胡麻豆腐のようなねっとりとした食感で、とてもおいしかったです。自家製というのがすごいですね。

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この食感がとてもよかったです

 これには同じく小玉酒造で、「太平山 澄月(ちょうげつ)生もと無濾過生原酒 純米吟醸」を。これはしっかりとした味で、プレートによると若い柿や干し草のような香りとのこと。確かに個性的な印象です。

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和食の代表、天麩羅の登場です

 そして「牡丹海老の天麩羅」。自家製天つゆまたは抹茶塩でいただきます。上品な海老の味を味わうように、天つゆは控えめで……(でも天つゆおいしいです)。辛口の「辻善兵衛 きもと純米 夢錦」とともにいただきました。すっきりしていて、いくらでも飲めそうです。

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脂の乗った銀ダラはライター久保田の好物です

 ここでお魚料理が登場。「銀ダラの西京焼きとシーバスの岩塩焼き 2種盛」です。京都の味噌で漬けた、脂の乗った銀ダラと、さっぱりと岩塩で焼いたシーバスのどちらも楽しめるのがいいですね。イチョウの形に抜いた山芋もおいしかったです。お酒は「東力士 熟露枯(うろこ) 山廃純米原酒」。なんでも栃木・島崎酒造の洞窟内で2年以上かけて熟成したという、まろやかな味でした。

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意外にさっぱり、お腹がいっぱいになってきた頃でも食べられます

 お肉料理は「牛タンの田楽味噌ソース」。濃厚そうに見えますが、お肉はとてもさっぱりしていました。そろそろお腹も満たされてきた頃なので、このさっぱりさがうれしいです。合わせたのは「千曲錦 寒仕込純米」。長野の千曲酒造のお酒で、柔らかで、コクがありました。

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お食事の最後はご飯とおみおつけ

 最後のお酒は兵庫にある本田商店の「龍力ドラゴン エピソード3 純米」。日本酒らしからぬ、おもしろい名前ですよね。香りは控えめで、飲みやすい味でした。「栗キノコご飯」、「おみおつけ」とともにいただきます。なお、私たちはおみおつけはご飯と一緒に最後に出していただきましたが、ドイツ人の感覚ではスープはコースのいちばん最初に出るものなので、通常は最初に出しているそうです。でも、リクエストすれば最後にしてくださいます。「栗キノコご飯」にはイクラも載っていて、その組み合わせがおもしろかったです。

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デザートは4品の中から選びました


 そして〆にデザート。4種類の中から選べて、松永さんは「峰岡豆腐」という名のプリンを、私はグレープフルーツの寒天ジュレを選びました。ここでさらにデザート用の酒ペアリングも登場という驚き。左から千曲錦酒造「帰山 参番 純米吟醸」、賀茂泉酒造「SUMMER SNOW にごり純米吟醸」、榎酒造「華鳩 貴醸酒」です。峰岡豆腐には「SUMMER SNOW」が、グレープフルーツの寒天ジュレには「帰山 参番」がおすすめだそうです。

 渡邉さんの夫で、同じくZenkichi Berlinを経営するショール・マーグリースさんは「日本人の料理人で、本物の和食を提供して、日本の食文化を広めたいんです」と話します。”創作”ではなく、あくまでも本物を追求しており、今後は日本の食材をドイツに輸入したり、日独の食のかけ橋として活動したいとのことでした。

 こうして熱意を持って活動する人が何人もいるから、ベルリンの和食と日本酒シーンも、熱くなっているのだと思います。これだけのお料理とお酒ですから、気軽に通えるわけではありませんが、当日は平日だったにもかかわらず店内は満席。それだけ価値がわかる人が増えたということでしょう。行かれる際は、事前の予約をおすすめします(以下のお店のHPから予約できます)。

 ゆったりと食事とお酒を味わって、とっても贅沢なひとときでした。ベルリンで満足できる和食とお酒を愉しみたいとき、大切な人をもてなしたいときに行きたいレストランです。


Zenkichi Berlin ぜんきち ベルリン
住所 Johannisstr. 20, 10117 Berlin(ミッテ地区)
URL http://www.zenkichi.de/
営業時間 月-日 18:00- 
定休日 無休(1月1-2日は閉店)


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久保田由希(Kubota, Yuki)
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出版社勤務を経てフリーライターに。2002年よりベルリン在住。著書や雑誌を通してベルリン・ドイツのライフスタイルを発信中。『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『歩いてまわる小さなベルリン』『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)ほか著書多数。http://www.kubomaga.com/


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